酒を飲んだ際の締めに欠かせないものといえばお茶漬け。お茶に浸された米をかきこむ時の爽快感が、締めにぴったりな庶民派メニューである。あまり酒を飲まない人でも、残ったご飯をお茶漬けにして食べることはあるだろう。
私(中澤)は、お茶漬けが大好きだ。お茶漬けが食べたいがために自炊するほどに。そのため、よりウマい食べ方はないかと日々いろんなアプローチを研究している。そんな私が自信を持っておすすめするレシピが『冷やし焼き茶漬け』だ。お茶漬けのリーサルウェポンと言っても過言ではないくらいリアルガチでウマいで!
・材料
具は薬味用のカップネギと味付けのり。調味料は醤油とめんつゆ、味の素と塩を使用する。ただし、醤油以外の調味料については出汁(だし)を作るだけだ。出汁の作り方はいろいろあるため、必要な調味料は人によって変わってくる。なお、今回は参考までに私の作り方をお教えしよう。
・『冷やし焼き茶漬け』の作り方
1. 水にめんつゆ、醤油、味の素、塩を入れる。目安として、100mlあたり、めんつゆ小さじ1杯、醤油小さじ1杯、味の素と塩は1~2振りほど。
2. 白ご飯に醤油をかけて醤油ご飯にする。
3. 2を焦げ目がつくまでフライパンで焼く。
4. 3に細かく切った味付けのりと薬味ネギをかける。
5. 4に1で作った出汁をかける。
──以上である。ポイントは出汁を薄味で作ること。「ほんのり味がついているかなあ?」くらいの味付けで大丈夫だ。出汁が濃いと、若干爽やかさが失われてしまうため注意しよう。
・究極のケミストリー
米を焼くという工程があるため「お茶漬けの爽やかさが失われるのでは?」と思うかもしれないが、その心配は不要だ。お焦げのカリカリした食感と味付けのりの塩辛い濃厚なウマみに、冷たい出汁とネギが爽やかさをプラスして究極のケミストリーが起こるぞ!
なお、もう少し濃い味が好きな人は2の工程でバターを投入し、バター醤油ご飯で作ってもおいしい。晩酌の締めやご飯が余った時に是非試してみてくれ!
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼出汁の作り方は好みだが、私は醤油、めんつゆ、味の素、塩で作る
▼出汁は薄めがGOOD
▼味付けのりはハサミで切ると見た目も綺麗
▼マジウメェェェエエエエ!!!!