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アニメや漫画において、ひょっとしたらヒーローよりも重要なポジションかもしれないヒロイン。女の子がかわいければ、興味のないアニメでも「ちょっと見てみようかな……」という気分になる。それを受けてかここ最近のアニメは、登場する女性キャラたちの萌え度追及に余念がない。

私(中澤)の少年期に流行ったアニメや漫画に登場する女性陣とは、もはや別の存在と言ってもいいだろう。そこで、現代の女性キャラたちに恋する私が、個人的な見解でかつて一世を風靡した美少女キャラたち10人の中から萌え度No.1を考えてみた。

・第10位 峰不二子(ルパン三世)

デザインと性格がバブル期のいい女的なテンプレになりすぎたせいで全く萌えない。今の萌えキャラと闘うには、あの外面で下ネタは NG とかそういうキャッチーなギャップが必要かと思われる。

・第9位 朝倉南(タッチ)

何も知らないフリして兄弟を利用する面の皮の厚さは、正気かどうかさえ疑う。ただ、その二面性を全面に出していけば大化けする可能性がある。

・第8位 赤木晴子(スラムダンク)

清純派ビッチ。流川が好きなのに、桜木に気を持たせる素振りをしすぎ。清純派ビッチはやり方次第では萌えポイントになるため、もう少し派手にビッチなら現代のキャラと闘えるかもしれない。

・第7位 栗田ゆう子(美味しんぼ)

朴念仁・山岡を陥落し、あの海原雄山から笑顔を引き出す癒しは評価に値する。しかし、いかんせん癒し一辺倒すぎるのが玉にきず。もっとぶっ飛んでいる部分があっていいと思う。

・第6位 彩子(スラムダンク)

気が強そうだが実は強がっているだけだったり、宮城にそっけない態度を取りつつも実は信頼していたり、ツンデレの鑑のようなシーンが見受けられる。あと一歩だ!

・第5位 朱沢江珠(グラップラー刃牙)

刃牙を守るために範馬勇次郎に立ち向かっていく様には、全刃牙ファンが泣いたことだろう。母の愛の深さと強さを教えてくれた。しかし、萌えキャラではない

・第4位 メーテル(銀河鉄道999)

察しも早く包み込んでくれるような面倒見の良さを発揮するメーテル。最後にはテツロウの気持ちを考え嘘をつく。子供の頃はよくわからなかったが、今になって魅力の分かる女性キャラだ。

・第3位 ラムちゃん(うる星やつら)

80年代アニメの萌えキャラNo.1と思われるラムちゃん。映画「ビューティフルドリーマー」での「こんなドタバタの日々がずっと続けばいいのに」と願うラムは純真そのものである。ラムを嫌う人は心が汚れていると思う。

・第2位 ブルマ(ドラゴンボール)

ナメック星に行ってからキャラがおかしくなるが、悟空が子供の頃のブルマは文句なしの萌えキャラだ。特にアニメのED「ロマンチックあげるよ」のアニメーションのブルマは素晴らしい。1巻や2巻で早々に脱ぐのもラノベっぽくて良い

・第1位 城戸沙織(聖闘士星矢)

透明感抜群のビジュアルと神の生まれ変わりという設定。沙織さんはひょっとしたら現代のアニメも含めてNo.1の萌えキャラかもしれない。中でもアニメオリジナルのアスガルド編での沙織さんは素晴らしい。ちなみにアスガルド編の敵であるヒルダも相当萌えポイントが高い。

……以上である。聖闘士星矢もドラゴンボールも約30年前に始まった作品にもかかわらず、現代の価値観でも通用することに大先生たちの底力を見た気分だ。これからも素晴らしい作品期待しています。

執筆:中澤星児
イラスト:原田たかし

▼完全にアテナだ!
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