世界中で愛されている『ドラえもん』。3DCG映画『STAND BY ME ドラえもん』のヒットが記憶に新しいが、そんなドラえもんがついに実写化するらしい。それも中国で! 一抹の不安を抱えつつ、公開されたビジュアルを見てみると……何じゃコリャァァァァァッ!!
ドラえもんがいない! 代わりに写っているのは猫!! この何とも可愛いニャンコがドラえもん役を演じるというのだ。しかもウルトラの母っぽい何かもチラ見えしているのだが……一体どういうことだってばよ! とにかく予告編を確認してみよう。
・中国で実写版『ドラえもん』が爆誕
中国の実写版『ドラえもん』のタイトルは『拜托了,小叮当』。取り急ぎ直訳すると『お願い! ドラえもん』と言ったところだろうか。この映画は中国の大手ショッピングサイト「モバイルタオバオ」で公開予定だという。
そのモバイルタオバオのSNS投稿を見てみると
「青いまんまるドラちゃんが2次元を飛び出してニャンコになっちゃったゾ。彼と “飼い主” である “のび太” との間にはどんなストーリーが展開されるのだろうか? 成長したのび太としずかちゃんは? そして、スネ夫とジャイアンの間には何が……」
……的なことが書いている。さらにポスターには
「長い白昼夢を見ていた。でもやっぱり僕が一番そばにいてほしいのは青いアイツだ」
とも。ニオイますなぁ! 何だが深イイ香りがプンプンしますぞ!!
・ドラえもんが猫
どうやら、のび太くんたちが成長後のストーリーであるもようだ。予告編は、そこはかとない大味ぶりを醸しつつも、のび太くんの部屋に散らかっている漫画が『島耕作』であるなど、ピンポイントに細かい。
だがしかし! タイムマシンでやって来たのは灰色の猫ニャンだ。「ドラえもんが猫になる」ってそういうことかよ!! その理由は一切不明なのだが、とにかく21世紀の猫型ロボットがキュートなモフモフっ子になっているのである。なぜこうなった……!
・ネットユーザーの声
この発表には中国ネット界にも激震が走ったもよう。中国版Twitter・Weiboには多くのコメントが寄せられている。
「え」
「まさか本物の猫とは」
「私のドラちゃんを返してー!」
「監督は何を考えているんだ」
「見てて辛い」
「猫可愛いよ。萌えええ!」
「私は見てみたいな!」
「ちゃんと許可とってるのかな」
・ウルトラの母のような何かも登場だ
ポスタービジュアルは4種類公開されており、ドラえもん(猫)とのび太くんのほか、空き地に集まったしずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の姿も確認することができる。……って何これ!? ウルトラの母のような誰かも一緒に写っているのですが!
ドラえもん役が猫ってだけでも衝撃なのに、ウルトラの母のような誰かとは一体何なんだ!? シリアスなのか、カオスなのかさえもわからない。そんな中国の実写版『ドラえもん』は2015年9月23日に、モバイルタオバオで披露されるそうだ。
【続報】本編動画記事はこちら→「【衝撃動画】中国の実写版『ドラえもん』の本編が公開! 本物の猫がドラえもん!! そのクオリティが予想外な件」
参照元:Sina Weibo @手機淘宝、Youku、ET Today(中国語)
執筆:沢井メグ
▼予告編
https://www.youtube.com/watch?v=Ov7_o7KsnhE
▼中国動画サイト版
▼アニメコミュニティでも紹介されている。それにしてもウルトラの母的なあの人……何なんだよ……!