shunsuke

私事で大変恐縮だが、イラストを描くことにハマってはや1週間。「一日一イラスト」を三日坊主で終わらせることなく、継続してやっている。絶望的に絵心のない人が毎日イラストを描き続けたら画伯になれるのかどうか、まさに検証している最中である。

で、肝心の腕前はというと、ビックリするくらい上達している……と思う。たぶん。なぜなら、プロの漫画家から頂戴したひとつのアドバイスが、効果アリと思わずにはいられないのだ。

・目からウロコのアドバイス

アドバイスひとつで素人がうまくなったら苦労しない訳だが、マジのマジで効果がある。そのテクニックをくれたのは、漫画家・マミヤ狂四郎の顔を持つGO羽鳥。その詳細はというと……

コツは「ちゃんと見て描く」ことだ。何度も見て描いていれば、「構造」などがわかってくる。構造を意識しながら描くと上達がはやい。たとえば顔だけなら、なんで目がここにあって、なんで歯がここにあるのか……など、「頭蓋骨」も意識して描くと完璧だ。

絵を空でスラスラっと描けるのは、みんな「構造」が分かってるからだ。漫画家みたいに「空想で描く」のは、その基本ができてから、だ。

……とのことである。イラストの世界では当たり前のことだろうが、素人の筆者(私)はもちろんそんなテクがあるとはつゆ知らず。思いのままにザックリと描いていた。道理でイラストのバランスがメチャクチャだった訳だ。

・顔の構造をしっかり意識する

そして私は顔の構造を意識しながら描いてみたのだが、アラ不思議! それとなく誰かわかる程度のイラストになっているではないか! 何なら自分でもビックリ。特に中村俊輔選手を描いた時は正直震えた。

shunsuke

プロが描くイラストから遠くかけ離れたレベルではあるものの、クソみたいなものしか描けなかった私にとっては大きな進歩。嬉しさのあまり、記事を書いている場合ではなく、イラストが最優先の毎日を過ごしているほどだ。

・もちろんスランプもある

しかしながら、覚醒したとはいえ私は素人。すぐにスランプに陥ってしまい、簡単にうまく描けたら苦労しないということも思い知らされた。真剣に描いたにもかかわらず、阪神ファンが激怒しかねない藤波投手も爆誕させてしまった。

fujinami

他にも最近話題になることが多い清宮パパ&幸太郎くんも描いたが、これまたスランプ&絵心がないとしか言いようがない出来。いずれにせよ、高みを目指すには、まだまだ鍛錬が必要ということだろう。

一区切りの1カ月までまだまだ時間はある。はたしてどこまでイラストを描けるようになっているのか。「継続は力なり」を心がけ、世の絵心がない人に勇気を与えられる結果となるよう、日々精進していきたい。

参考リンク:Instagram @haradatakac
執筆・イラスト:原田たかし

▼こちらがGO羽鳥からのアドバイス


▼ちょっとアゴが大きくなってしまったけどイチロー選手


▼大谷選手はイマイチうまく描けなかった


▼名札を勝手につけて強引にわかるようにした清宮幸太郎くん


▼アドバイスを受けて描いた香川選手