1億2千万、総ダイエッター時代の現在、もはや0キロカロリーのソフトドリンクは日常生活に欠かすことは出来ない。お茶類は当然として、コーラ、サイダー、カルピスまでもがゼロキロカロリーの、アンチカロリー時代である(正確には0キロカロリーではないけど超低カロリー)。
そんな中、耳より……というよりは衝撃の事実を知ってしまったのでご報告したい。独特すぎる味わいとハンパない中毒性から、時に「薬の味がする」とも言われる『ドクターペッパー』にも、海外では0キロカロリーver が存在するというではないか! ナーーーニィーーー? なんで日本で売ってないんだよぉぉぉおおおーーーッ!!
・ドクターペッパーとは
アメリカでもっとも古い炭酸飲料『ドクターペッパー』は、1885年、ウェード・モリソンと彼の経営するドラッグストアで働いていたチャールズ・アルダートンにより、米国テキサス州のウェイコで誕生した。製品名の由来は、モリソンの義父にあたる医師チャールズ・ペッパー博士にちなんだものと言われている。
あの独特すぎるフレーバーは、数種類の味を混ぜて作られているらしいが、23種類とされている原料は未だに非公開であるため確認できない。ぶっちゃけ、「体に良さそうだな」という味ではないが、時に脳が猛烈に欲する、ハンパない中毒性があることも確かである。
・カロリーが気になる
筆者もたまに「ドクターペッパー飲みてぇな~」と思うのだが、それでもいざドクターペッパーを前にすると躊躇(ちゅうちょ)してしまうのだ……。そう、カロリーが気になるのである。
公表されているドクターペッパーのカロリーは、100ミリリットルあたり46キロカロリーだから、ペットボトルの500サイズだと、1本あたり230キロカロリーということになる。つまりお茶碗1杯分強! 毎日・毎食せせこましくカロリーを気にしている人間にとって、一撃230キロカロリーはデカい!!
・海外には0キロカロリーver があるらしい
常々「ドクターペッパーも0キロカロリーがあればなぁ」と思っていたのだが、何と海外には数年前から、普通に『ドクターペッパーゼロ』なる商品があるらしい……。な、なんだってーーー! ならなんで日本で売らないのよ!! 俺みたいな隠れドクターペッパーファンって結構多いと思うぜ!?
無いなら無いで諦めはつくものの、あるのに飲めないのは解せない……。というわけで、販売元の日本コカ・コーラに電話し、力の限り『ドクターペッパーゼロ』の販売を懇願してみることにした。対応してくれたのは30代そこそこと思われる女性担当者だ。
・問い合わせてみた
筆者:「もしもし。お忙しいところすみません。実は海外では “ドクターペッパーゼロ” があると聞いたんですが、日本では販売しないのでしょうか?」
担当者:「はい、今のところ予定はございません」
筆者:「カロリーが気になって、ノーマルのドクターペッパーを飲めない人も多いと思うんです。そこを何とか……! そこを何とか……!!」
担当者:「あ、ありがとうございます。お客様の声は必ず担当部門にお届けいたします」
筆者:「お願いします。熱烈なんです。この思いは熱烈なんです……!」
担当者:「か、必ず伝えますので……!」
電話口で、まだ見ぬ『ドクターペッパーゼロ』への愛情は爆発させたから、きっと担当部門にリクエストは届くことだろう。この場を借りて改めてお願いしたい……。コカ・コーラさん! マジで『ドクターペッパーゼロ』を日本でも販売して下さい!! 毎日じゃないけど1週間に1本は飲みます!! 夏場は2本飲みますから! なんとかオナシャスッ!!
参考リンク:日本コカ・コーラ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼たまに飲むと激ウマの「ドクターペッパー」だが、カロリーが気になる……
▼というわけで、ゼロキロカロリー販売をお願いすべく、熱烈なラブコールを送る。
▼なんとか! そこを何とか……!
▼なんとかーーーーーッ!!
▼コカ・コーラさん! なんとか「ドクターペッパーゼロ」の販売お願いします!!