大人がうんこを漏らす—あってはならないことである。しかし、排便は生理現象であるだけに、時にはコントロール出来ず……ということだってある。特に旅先では、食べ物や飲み物が合わずに体調を崩しやすいもの。
そこで今回は、海外旅行中に下痢になった個人的な体験を “あるある” という形でお届けしたい。題して、「【下痢あるある】旅先でうんこを漏らした人だけが分かること40連発」だ。
・【下痢あるある】旅先でうんこを漏らした人だけが分かること40連発
1:「旅行中にうんこを漏らした」という事実をしばらく受け入れられない。
2:パンツに広がっている物体を直視できない。
3:一瞬、「このパンツ捨てようかな」と思う。
4:明らかにズボンにまでうんこが達していても、被害が少しだったら「ズボンはセーフ!」ということにする。
5:そもそもの原因は、下痢という名の魔物。
6:ゲーリー・リネカー(下痢)は、旅行中にあっという間に攻めて来る。
7:どれだけ生水に気をつけていても、リネカーさんに攻められる時は攻められる。
8:とにもかくにも、こんな時に役立つのが旅行用簡易洗濯セットだ。
9:自分以上に旅行用簡易洗濯セットの有り難さが分かる人は、この世にいないんじゃないかと感じる。
10:ただし、洗濯しようと思っても、水がチョロチョロとしか出ない宿だとマジで最悪。
11:トイレが共用のドミトリーとかだと、もっと最悪。
12:うんこが付いたパンツを手洗いしていると、何とも言えない気持ちになる。
13:この段階で、「うんこはズボンにも染みている」という事実をようやく認め、ズボンも一緒に洗濯する。
14:パンツもズボンも脱いでいる上に、お尻はうんこで汚れているので、フルティンで洗濯をすることになる。
15:なんとか洗濯を終え、自分自身もシャワーを浴び、新しい下着を身につけたときの爽快感は格別。
16:そう思ったのも束の間、またしてもリネカーさんに攻められる。
17:宿の人に「トイレットペーパー下さい」と伝えるときの切なさ。
18:1日程度なら大したことないが、長期間リネカーさんに暴れられると、体力的にキツい。
19:何よりリネカーさんに攻められ続けると、屁なのかうんこなのかが感覚的に分からなくなる。
20:「これは屁だろ」と思って安心して放つと、ビチャっというイヤな感触。
21:うんこ、アゲイン。
22:「リネカーのカウンター、マジでハンパないって」と泣きたくなる。
23:それ以降、「屁だから大丈夫」という肛門からのサインを信じられなくなる。
24:屁が出そうになったら、ことごとく踏ん張って必死でストップ!
25:下着の残り枚数との戦いでもある。
26:寝る前に、「睡眠中に漏らさないだろうか」と不安になる。
27:朝目覚めると、まず漏らしていないかどうか確認。
28:リネカーさんに襲われた状態で移動するのは悲惨。
29:飛行機では迷うことなく通路側の席を選択。
30:トイレットペーパーを何枚も重ねて、オムツ代わりにして出かける。
31: もし外出中に漏らしてしまったら、トイレの手洗い用石けんを垂らして、匂いをごまかす。
32:もしくはお土産用の香水を使う。
33:香水の種類によっては、逆にとんでもない匂いになることがあるから注意。
34:何度かうんこを漏らしていると、ズボンを汚さず、パンツで止めるテクニックが身に付く。
35:洗濯の手際が、最初の頃よりも段々と良くなっていく。
36:トイレットペーパーの使用量を最小にして、うんこを処理する技も磨かれていく。
37:「下痢なんだから、うんこを漏らしても仕方がない」と自分を慰める。
38:考えようによっては、会社や学校でうんこを漏らすよりマシだ。
39:下痢にもならない旅なんて旅じゃない。
40:うんこを漏らしてこそ旅である。
──以上である。
いかがだっただろうか。先述の通りあくまでも個人的な体験だが、海外に行った経験がなくとも、タイミングの悪いときにうんこを漏らした人には、共感する項目があったかもしれない。
ちなみに、本サイトでは以前に「尿漏れあるある」についても取り上げている。「うんこだけではなく、おしっこも漏れる」という人は参考にしてみてはいかがだろうか。
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼実際の画像。洗濯して干しているところ
▼このような簡易洗濯セットがあると重宝する