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1980年代、世の中をゾッとさせた伝説のCMをご存じだろうか? アニメで構成されたそのCMは、路地に腰を落とした兄妹が「お母ちゃん、ケンミンの焼きビーフンにピーマン入れんといてやー」「入れんといてやー」……と呟くだけのものであった。もちろん「ケンミンの焼きビーフン」のCMである。

絶大なインパクトを誇ったこのCMのおかげで「ケンミン=焼きビーフン」というイメージが定着したが、実はケンミンは “焼き” に限らずビーフン全般を扱う食品会社。中でも『汁ビーフン』は、激ウマなのにローカロリーという超優れものなのだ。

・ケンミンの『汁ビーフン』

まずケンミン食品株式会社とは、兵庫県神戸市に本社を置くビーフンを中心とする食品メーカーのことである。焼きビーフンのイメージがあまりにも強い同社だが、実は焼きビーフン以外にも様々な商品を販売しているのだ。

中でも近所のスーパーで発見した『汁ビーフン』はかなりの優れもの。最初は「なんか中華三昧っぽいのがあるぞ?」と思ったのだが、中華三昧ではない……。見ると『ケンミンの汁ビーフン』と書いてあるではないか。おお、ケンミンは焼きだけじゃないのか。

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・3種類を購入

さらに目を引かれたのは “225キロカロリー”“ノンフライ麺” というキーワード。「なんか写真もウマそうだし、カロリー低いなら買っておくか」くらいの軽い気持ちで、『四川風汁ビーフン』『広東風汁ビーフン』『ベトナム風フォー』の3種類を購入した。

作り方は、インスタントラーメンとほぼ同じ。ノンフライ麺ってところがヘルシー感ビンビンで……イイ! ちなみに、225キロカロリーなのは『広東風汁ビーフン』で、『ベトナム風フォー』は238キロカロリー、『四川風汁ビーフン』は333キロカロリーとなっているぞ。

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・ウマくて食べ応えもある

さっそく食べてみると、サラリとした舌触りの平打ちビーフンが、ツルンと喉の奥に吸い込まれていく……あ、ウマいね! スープはどれも美味しかったが、特に気に入ったのは『ベトナム風フォー』で、アッサリしつつもコクがあり、万人受けする味と言えるだろう。

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これ1つで満腹にはならないものの、小腹を満たすくらいの食べ応えはあるから、ダイエッターには使えるアイテムといえる。筆者はどれも130円くらいで購入したのでお値打ち感もあるぞ。気になる人はぜひチェックして欲しい。

参考リンク:ケンミン食品
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼スーパーで発見した、ケンミンの『汁ビーフン』だ。
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▼袋の中身。
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▼作り方はどれも同じ。麺を茹でたら……
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▼火を止めて粉末スープを溶かすだけ。
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▼こちらの『四川風汁ビーフン』は……
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▼パンチがあってウマい!
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▼けど、333キロカロリーってのが気になるなぁ。ダイエッターならば、スープは飲まないでおこう。
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▼『広東風汁ビーフン』は……
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▼豚骨ベースの濃厚なスープ!
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▼なのに225キロカロリーって優秀すぎる!
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▼筆者が一番気に入った『ベトナム風フォー』は……
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▼アッサリしてるのに旨味も十分! 超ウマい!!
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▼麺もツルンツルンやで! のど越し最高!! ダイエッターは上手に使ってくれ!
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▼おまけ。これが伝説の「ケンミンの焼きビーフン」のCMだ。