忙しい毎日を過ごしていると、空を見上げることは滅多にないかもしれない。中には「デスクワークに追われて、そもそもあまり外に出ない」という人もいるだろう。しかしそんな時こそ、一日一回でいいから空を見上げてみよう。すると、慌ただしい日常に身を置いていると見えなかったものが見えるはず。
例えば、今回Facebook にアップされて話題になっている写真もそう。そこには、空を見上げたからこそ気づいたあるものが写っている。それは……フランス語っぽくオシャレに言えば、ティンポゥワ(以下、TMP)。……前衛芸術のオブジェのような雲である。幸運にもその雲に気づいた人は、美術館でピカソの作品でも見た後のような感動に襲われたに違いない。
・イギリスで撮影された芸術的写真
芸術的な写真が撮影されたのは、イギリス・ウェールズのポートトールポット付近。イギリスと言えば、曇り空の印象が強いかもしれないが、その写真が撮られた日は青空が広がっていたようだ。しかし「雲一つない快晴」と言うほどではないようで、写真の真ん中には、TMPな雲がバッチリと写っている。
・形が微妙に異なる複数のバージョン
そしてその雲はよほど目立っていたのだろう。複数の人が、様々なポイントから雲を撮っている。そのため写真には、天に向かって屹立(きつりつ)しているバージョンの他に、45度の仰角で雄々しい姿を見せつけているもの、先端の三角が目立ったカットもある。
見た目は微妙に異なるが、とにかくどれも芸術的かつオシャンティー。文句なしにTMPである。
・発音のコツ
ちなみに写真とは関係ないが、よりフランス語っぽく「ティンポゥワ」と言いたいなら、「ポ」の部分にアクセントを置き、「ゥワ↑」と最後を上がるように発音すれば完璧。これでオシャレさんの仲間入りだ。
参照元:Mirror News、Facebook(英語)
執筆:和才雄一郎
▼天に向かって屹立しているバージョン
▼45度の仰角で雄々しい姿を見せつけている
▼先端の三角部分がより目立っているカット
▼アップだと赤みがかっているのが気になるところ
▼これはエグい