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以前ロケットニュース24で紹介した「雪山ふんどしバーベキュー」。その名の通り、雪山でふんどし一丁になりバーベキューをするという企画であったが、今回はその撮影を支えた装備を紹介したい。「装備と言っても、ふんどしだけだろ」と思われるかもしれないが、そうではない。

ふんどし以外に、『スノーブーツ』という名のアーマーを身につけていたのだ。これが想像以上に役立ちまくり。極限状態では “命綱” とも言える存在だった。「雪山ふんどしバーベキュー」の記事を見て、「あらいいわね」と思った人は、スノーブーツだけは絶対に忘れてはいけない。絶対にだ。

・ふんどしは防寒グッズとして全く役に立たない

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先述の通り、「雪山ふんどしバーベキュー」で身につけていたのは、ふんどしとスノーブーツ。以上である。この2つの装備のうち、ふんどしの防御力はほぼゼロ。

分かっちゃいたが、防寒という点では全く役に立たなかった。越中式だろうが何式だろうが関係ない。その原因は、ふんどしのカバー範囲が狭すぎること。今さら言うことでもないが……。

とはいえ、ふんどしは何よりも大事なもの、つまり最低限の自尊心を守ってくれるのだから、責めることはできない。

・足元の暖かさがメンタルを後押しする

一方、スノーブーツの働きっぷりは素晴らしいのひと言。足元をガッチリガードして、冷気を完全にシャットアウト。足先だけはいつもポカポカであった。そしてスノーブーツの果たした役割の中で最も重要なのが、メンタル面への影響である。

実際にスノーブーツをはいて雪の中へ出ると……「これがあれば、何とかなりそう♪ いや、何でも出来そう!」という気分になったのだ。スノーブーツをはくことによって得られる心強さというか、足元の暖かさがメンタルを後押しするパワーと言うか。

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・雪山ふんどしバーベキューで使用したのは5000円前後のもの

ちなみに、その撮影で使用したのは、アメリカのブランド、ゴールデンレトリバー(GoldenRetriever)のもので、価格は5000円前後。防水面もバッチリだから、雪山ふんどしバーベキュー以外でも使えそう。

例えば、2015年1月2日から行われるアップルストアの福袋「ラッキーバッグ」の行列に並ぶ時なんてピッタリだ。寒さとの戦いになる正月のビッグイベントも、スノーブーツがあれば相当楽になるはず。

・寒い場所で過酷な作業をする時には重宝する

雪山ふんどしバーベキューからラッキーバッグの行列まで。スノーブーツは、寒い場所で過酷な作業をする時に重宝すること間違いなし。

なお、言うまでもないが、雪山ふんどしバーベキューはたとえスノーブーツをはいても危険が伴う行為。もし行う場合は、近くに避難できる場所を確保した上で、必ず天候と体調に気を付けるように! また無理は絶対禁物だ。

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらがゴールデンレトリバー(GoldenRetriever)のスノーブーツ
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▼中はモコモコであったか〜い
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▼雪山ふんどしバーベキューからラッキーバッグの行列まで! 幅広く使えるぞ!!
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▼ふんどし雪山バーベキュー