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2014年もさまざまなゆるキャラが活躍した。船橋市非公認のふなっしーはいくつものテレビ番組に出演。関連商品が続々と発売され、ロンドンやニューヨークにまで遠征を果たしている。また毎年注目が集まるゆるキャラグランプリでは、群馬県の「ぐんまちゃん」が初優勝し、飛躍の一年となった。

迎える2015年はどのキャラが活躍することになるのだろうか? 私(記者)が個人的に注目しているのが、最近誕生したばかりの「パン江戸っ子」である。ゆるキャラというには少々不気味なのだが、インパクト絶大! 2015年はパン江戸っ子の年になるのではないかと睨んでいる。

・ぐれキャラ卒業式

私がパン江戸っ子に遭遇したのは、2014年12月13日に高円寺パンディットで行われた「第1回ぐれキャラ卒業式」だ。ぐれキャラとは、高円寺公式ゆるキャラを募集する際に誕生した、ゆるキャラになりきれない「はぐれキャラ」「グレたキャラ」たちの総称である。

7月頃にぐれキャラと呼ばれる怪しい(?)人たちが続々と集い、この半年間活動を続けてきた。そのリーダー格として活動してきた、「りんご飴マン」を中心とする5人のキャラが、ぐれキャラとしての活動を終了したのである。

・そこで初めて姿をあらわしたパン江戸っ子

その卒業式でパン江戸っ子に出会ったのだ。彼はパンであることを主張しているのだが、どう見てもイカである。それもそのはずだ、大手雑貨店で販売しているパーティグッズのイカの被り物を変形させて、食パンのように見せようとしているのだが、パンになりきれていない……。りんご飴マンも、カニの被り物の腕を引きちぎって、りんごに見立てている。これがぐれキャラの表現の限界である。仕方ない……。

・メッセージはない……

パン江戸っ子はぐれキャラである以外に、どこにも属していない。非公認キャラでさえないのである。普通は町の広報とか、商品のPRなどの目的があるのだが、彼には何もない。伝えるべきメッセージが何ひとつないのだ。自らを称して、こう言っている。

「さぁ〜いって参りましたゆるキャラ界唯一の能力を持たないまま生きるキャラ、パン江戸っこ。今日は…コーヒーを飲みに西荻窪に行ったぁ〜」(パン江戸っ子Twitterより引用)

ただコーヒーを飲みに、西荻窪に行っただけ……。キャラである必要があるのか……。

・りんご飴マンと10年ぶりに再会

その彼、実は意外な過去があった。りんご飴マンの同級生らしい。高円寺のイベントで、10年ぶりにりんご飴マンと再会を果たしたというから驚きだ。お互いの変わり果てた姿に、きっとビックリしたに違いない。

・得体のしれないポテンシャル

発するメッセージがないパン江戸っ子なのだが、何か得体の知れないポテンシャルを秘めているのは気のせいだろうか? いや、気のせいではない。なぜなら、その視覚インパクトに背筋が凍るような思いをしている人がいるからだ。Twitterで日々活動報告をしているのだが、何がしたいのかまったく見当がつかない。それでも見てしまう、なぜだ!?

とにかく、2015年は彼に注目が集まるに違いないだろう。彼のこれからに大いに期待したい!

参照元:Twitter @pan_edokko
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼怖い……

▼ちなみに12月13日のぐれキャラ卒業式で、りんご飴マンはぐれキャラを卒業。(中央 りんご飴マン・左 フライドポテト人間・右 職業怪人カメレオール)
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▼次期ぐれキャラリーダーのカニ巫女はとてもカワイイです。後ろにいるのは誰とでも戦う、骸696さん
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