現在、YouTube にアップされている1本の動画が、世界中で注目を集めている。その理由は、「UFO映像だ」と言われているから。そう聞くと、「本当かいな」と思う人は少なくないだろう。だが、その動画は著名なUFO研究家が、「以前に見たUFOと酷似している」とコメントしており、UFOだと信じている人は少なくないのだ。
それに対して、真っ向から反論している人がいる。佐藤記者だ。どうやら、佐藤記者には、UFOと言われているものが “全く別のなにか” に見えるらしい。それは、UFOよりおぞましいもののようなのだが……話題になっている実際の映像と合わせて紹介しよう。
・アメリカのテキサスで撮影された映像
まず、問題の動画に関して簡単に説明したい。映像は、2014年11月4日に、アメリカ・テキサス州のサンアントニオ上空で撮影された。使用したカメラはソニーのTRV-310で、赤外線フィルターを通して撮影されたため、映像は緑がかっている。
実際に動画を見ると……確かに、何かが飛んでいるぞ! しかし、はっきりと形状を確認できるわけではなく、飛行物体は非常に小さい。距離があるために小さく見えるのかもしれないが、画面で見ると、虫が飛び回っているようにも見える。これがUFOかと聞かれると、個人的には正直「う〜ん……」である。
・世界的なUFO研究家の見解
しかし、世界的なUFO研究家であり、英語教師でもあるスコット・ウェアリング氏は、「UFOである可能性が高い」と考えているようだ。氏は、自分自身が運営するWebサイト『UFO Sightings Daily』にて、以下のように述べている。
「これらには羽が映り込んでないだろう。だから鳥や飛行機の線は考えられないね」(Webサイトより引用)
ウェアリング氏は暗視スコープを所持しており、実際にコウモリや飛行機を見たことがあるが、その際は羽が映り込んだらしい。それに対して、今回の映像では羽が確認できないため、「鳥や飛行機ではない」と言うのだ。
さらにウェアリング氏は、飛行物体が「ドローンの飛行隊のようだ」と指摘した上で、こう続ける。
「私はこのようなものを、かつて一度見た事がある……あれは2012年の新年だ。(中略)これらは、私がその夜に台北101で見たフォーメーションと、非常に似ている」(Webサイトより)
どうやらウェアリング氏は、2012年の1月1日に自らが台北市で撮影した飛行物体のフォーメーションと、今回話題になっている飛行物体が、非常に似にていると考えているようだ。
・佐藤記者の見解
それに対して、佐藤記者の見解はこうである。
「確かに、これらには羽がないよね。だから鳥や飛行機では絶対にない! 絶対に違うわ!」(本人の発言より)
「鳥や飛行機ではない」と考えている点は佐藤記者も同じらしい。だがしかし! ここからが決定的に違うのだ。恐ろしいまでに違うのだ! 佐藤記者は、以下のように続けている。
「俺はこのようなものを、かつて一度見た事がある……あれは2014年12月4日だ。これらの物体は、俺が東京都内の専門病院で見たフォーメーションと、非常に似ている」(本人の発言より)
なんと! 佐藤記者は以前にこれらをみたことがあるというのだ! ちなみに、2014年12月4日とは……佐藤記者が精子検査を受けた日! ま、ま、ま、ま、ま、まさかっ!!
「まあ、俺のほど元気がないよ、こいつは」……そう語る佐藤記者。どうやら、佐藤記者には、UFOと言われているものが、全く別のものに見えているようだ。
……と、とにかく、実際にどう見えるかは。それぞれが確かめて欲しい。以上っ!
参照元:YouTube、UFO Sightings Daily(英語)
執筆:和才雄一郎
▼こちらが話題になっているUFO映像
▼世界的なUFO研究家スコット・ウェアリング氏が「酷似している」と語る台北市で撮影した飛行物体
▼佐藤記者が「酷似している」と語る物体。観察倍率1000倍とのこと