肉のドレスをまとい、ファンを “リトル・モンスターズ” と呼んで可愛がる、ぶっ飛んだ歌姫といえば……そう、レディー・ガガ様だ! 常に想像の斜め上を行くパフォーマンスから、ファンでなくても目が離せないガガ様がこの度 Reddit 上に降臨して「何でも聞いてね」と質問を受け付けたのだからサア大変!

2014年9月にアメリカ音楽界の重鎮トニー・ベネットさんとのコラボアルバム『チーク・トゥ・チーク』をリリースしたばかりのこのタイミングで、一体どんな質問に答えたのだろうか? 全29の質疑応答を一挙に公開するぞ!

Q1:作曲はご自身でなさるんですか?

A1:はい、全部の曲を自分で作っています。プロデューサーと一緒に共同で行うこともありますが、メロディと歌詞が私の得意分野です。曲を作るのが心から好きなんです。新鮮な空気を吸うような気分になれます。

Q2:好きな男性のタイプは?

A2:本物の紳士が好きです。例えば、トニー・ベネットのような。一流で、チャーミングで、礼儀正しくて、本物の淑女の扱い方を知っている殿方です。

Q3:アルバム『チーク・トゥ・チーク』の中で、最もレコーディングが難しかった曲は何ですか?

A3:“ラッシュ・ライフ” ですね。私の生い立ちを描いた歌詞だったので、精神的・感情的な面で困難を覚えました。けれどもトニーが、「痛みはパフォーマンスをよりリアルにする」と教えてくれたんです。

Q4:今回のアルバムに “パラダイス” という曲を入れるのを思いとどまったと聞きました。いつか発表する予定はありますか?

A4:まだ “パラダイス” は完成していません。私にとって初のジャズ作品なので完璧を期したいんです!

Q5:インスタントラーメンをどう思いますか?

A5:この世に、ラーメンに変わるものはありません。NYのロウワー・イースト・サイドに住んでいた貧しい時代には、インスタントラーメンのお世話になったものです!

Q6:今後の目標は何ですか?

A6:世界が愛に目覚めるようなパフォーマンスを行っていくことです。

Q7:映画『シン・シティ2』にカメオ出演されていましたが、今後も映画に出る予定はありますか?

A7:もちろん! 作曲を続けるかたわら、映画出演も続けていくつもりです。

Q8:カトリックのご家庭に育ったんですよね? あなたの同性愛者支援活動に関して、ご家族はどのように思われているのでしょうか?

A8:家族は私のことをよく理解してくれています。これまでに、家族が私の同性愛者の友人を差別したことは一度もありませんでした。今でも、私と母が設立した「ボーン・ディス・ウェイ財団」で、性的マイノリティーの人々の権利向上のために尽力してくれています。

Q9:馬サイズのアヒル1羽 or アヒルサイズの馬100頭。“ディスコスティック” を使って、戦うとしたらどっちを選びますか?

A9:馬サイズのアヒル1羽ですね。走り回る100頭を退治するのは大変そうですから。
(注:“ディスコスティック” とは、ガガ様の曲中に登場する、男性器を指す言葉。ライブなどで小道具として登場することもあるようだ)

Q10:これまでに実在した人物の中で、一緒にランチを食べてみたいのは?

A10:ジョン・レノン。

Q11:アニメ見ますか?

A11:見ますよ! 実際に、ワールドツアー「artRAVE: the ARTPOP ball」の前座は、初音ミクに出演してもらったくらいです。

Q12:例の生肉のドレスの材料は、どのように調達したんですか?

A12:肉屋の肉を、魚を釣るためのワイヤーでつなぎ合わせて作りました。でも、このドレスにはメッセージが隠されているんです。MTVの音楽イベントにこのドレスを着て参加したのですが、その場には同性愛だという理由で米軍を解雇された元兵士たちも一緒にいました。

私たちは死んだら、ただの肉になる。性別も何もない。死んだら、みんな同じ。だから国を守りたいという意志を、同性愛者だからという理由で侵害してはいけないということを表現したかったんです。

Q13:好きなメタル曲は何ですか?

A13:ブラック・サバスの名曲 “ブラック・サバス” です。私も “レディー・ガガ” って曲を作らなくちゃ。そうすれば、最高にメタルな曲になるはず。

Q14:趣味はなんですか?

A14:ヒーリング、瞑想(めいそう)などですね。あと、周囲の人々を助けることかな。 オフの時の私は、普通のイタリア人の女の子なんですよ。料理も好きですし、みんなにホッとしてもらいたいと色々します。

でも、彼氏と一緒に大きな四駆でペンシルバニアにまで出かけて行って、そこで缶ビールを銃で撃つ練習なんかもするんですよ! 私には、みんなに知られていない面が、たくさんあるんですよ。 

……残り14の質問は次ページ(その2)で!

参照元: RedditInstagram(英語)
執筆:小千谷サチ