2014-09-30_191713
夏の余韻残る9月も終わり、明日からはもう10月だ。そんな10月1日は中華人民共和国が成立した日であり、「国際音楽の日」であり、滝川クリステルさんの誕生日でもある。滝川さん37歳おめでとう。

……は、いいのだが!! 我々にとって大切なことを忘れてはいないだろうか? それは「都民の日」! 東京都内にある博物館や美術館等20カ所の文化施設が、入場無料となるのである。都民も無料! 都民じゃなくても無料!! やったぁぁぁぁぁぁ!

・東京の文化施設20カ所が入場無料に!!

「都民の日」は明治31年(1898年)に東京での住民自治の開始を記念して大正11年(1922年)に制定された「自治記念日」を元とする記念日だ。毎年、文化施設が無料公開されている。都の生活文化局によると、2014年、入場無料となる施設は以下の20カ所だ。

【動物園・水族園】
恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、東京港野鳥公園、葛西臨海水族園

【植物公園など】
神代植物公園、夢の島熱帯植物館、向島百花園

【美術館・博物館】
江戸東京たてもの園、東京都江戸東京博物館(常設展のみ)、東京都現代美術館(常設展のみ)、東京都美術館(「楽園としての芸術」展のみ)

【庭園】
浜離宮恩賜庭園、六義園、清澄庭園、旧芝離宮恩賜庭園、旧岩崎邸庭園、旧古河庭園、小石川後楽園、殿ヶ谷戸庭園 

・「江戸東京たてもの園」のスタジオジブリ展も無料!!

この「都民の日」における文化施設の無料公開は毎年行われている。上野動物園や葛西臨海水族園など日頃から人気のあるスポットにやはり人が集中するが、今年の注目は何と言っても「江戸東京たてもの園」だろう。

同園では、2014年7月10日~12月14日の日程で、「ジブリの立体建造物展」が行われている。これは、スタジオジブリ作品に登場する様々な建物のミニチュア立体作品や、設定資料、背景画が一堂に会したもので、海外の旅行者からも人気の展示だ。東京都歴史文化財団の公式 Twitter によると、このジブリ展も無料になるとのこと! マジかよ、東京都太っ腹すぎィ!! 税金払っててよかったーーーー!

・都民じゃなくても無料なんだからねっ!!

「でも都民じゃないと無料にならないんでしょ?」と、思っているアナタ!! たしかに各地の県民の日は、県民でないと利用できないなど制限があるが、「都民の日」は違う。原則、都民以外も無料になるのだ!

近隣県の人だけでなく、10月1日に、たまたま東京に来てるぞーっという遠方の人も是非チェックしておきたい。

・とにかく、どこに行くか迷っちゃう!

ジブリ展をやっている「江戸東京たてもの園」もいいし、定番の「上野動物園」もイイ。バラのシーズンにはちょっと早いが「旧古河庭園」の洋館はいつ見ても美しいし、東京随一のパワースポットと言われる「浜離宮恩賜庭園」も捨てがたい……。また、無料公開のほか、消防博物館や水の科学館など複数の施設で記念行事や記念品配布もやっているそうなので、こちらも要チェックである。

ただ、1点注意したいのは、どれも公共施設であるということ。つまり、だいたい16時~17時前後で閉園してしまうので、時間だけは事前によーく確認しておこう!

参照元:Twitter @rekibun_info、東京都生活文化局 [1][2]日本経済新聞
執筆:沢井メグ