iPhone6とiPhone6 Plusの発売開始に先立って、2014年9月12日16時より端末の予約が開始された。東京・新宿駅周辺の家電量販店の状況を確認してみたところ、店舗によって予約行列の状況は随分と異なっていたのである。
ビッグカメラ・ヨドバシカメラは数十人規模の行列ができていたのに対して、ヤマダ電機はほぼゼロ。また通信会社によっても行列の状況はかなり違ったものだった。
・ヨドバシは1店舗のみで店頭予約
もっとも長い行列ができていたのは、ヨドバシカメラのスマホ館である。ここには推定6~70名の人が並んでいたのだが、それにはひとつ理由があった。ヨドバシカメラは新宿東口と西口に複数の店舗を構えている。他の店舗ではネット予約をすすめており、店頭予約ができるのはこのスマホ館だけであったため、他の店舗からも予約希望者が集まったのではないだろうか。
・ソフトバンク圧勝の様相
ビッグカメラとヨドバシカメラの行列の様子を確認したところ、どちらもソフトバンクで予約する人の列が圧倒的に長かった。au・ドコモと比較すると、その列の長さは7~8倍と言ったところだろうか。とくにヨドバシスマホ館は、au・ドコモがせいぜい10人前後であったのに対して、ソフトバンク希望者は4~50人にもなっており、建物内に収まり切らずに外にまではみ出していたのだ。
今回のiPhone6契約数は、ソフトバンクが圧勝するのではないだろうか。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼ビックカメラ新宿西口店の予約待機列。左がソフトバンク、中央がau、右がドコモ
▼ヨドバシカメラスマホ館の予約待機列。左がソフトバンク、右側がauとドコモ