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旅の醍醐味のひとつがグルメである。旅行中は一食でも、いや一口でも多く美味しい食事をしたくなるものだ。実は空港にも、美味しいグルメが数多く存在する。

空港で時間を持て余させず、むしろ飛行機で旅行したくなるような絶品空港グルメたち。そこで今回は、神戸空港「黒レンガ倉庫カフェ」の『フレンチトースト』を紹介したい。

・出発する搭乗客しか利用できない

「黒レンガ倉庫カフェ」は手荷物検査を通過したところにあり、搭乗券がないと入れない。見送りだと食べられないので注意が必要だ。構造上、到着してもお店には入れない。神戸空港から旅立つ人だけが利用できるレアなお店なのだ。

・強気な価格設定だが、理由がある

こちらのお店の料理や飲み物は、“空港価格” だとしても少々値が張る。ブラックコーヒーで650円とはなかなか強気な価格設定だ。だがそれには理由がある。コーヒーは最先端技術によって抽出した液体を一度冷凍した鮮度抜群なものとのことだった。

フレンチトーストは770円、トーストでも570円なのだが、パンはかつてプラザ大阪ホテルにいた伝説のパン職人が焼いているという。空港だから価格が高いというわけではなく、とにかくこだわりまくった結果、いいお値段になっているのだ。

・フレンチトーストは液体レベルの柔らかさ

そしてフレンチトースト。フランスパンをプリン種に一晩漬けたものをじっくりと焼きあげている。たっぷりのメープルシロップと、角が立たない程度のぽってりとした生クリームが添えられていて、見るからの美味しそうである!

食べてみるとこれがもうトロットロ! 歯なんていらない! ただでさえ柔らかいのに生クリームと混じりあうと、もはや液体レベルである!! 旅で疲れた体を癒してくれるような甘さが、じんわりと体に染みこんでくる……ため息交じりに「はー、うまい」と言ってしまうような優しさなのだ。

・電源も充電器もあるのが嬉しい

旅先で重要なミッションであるスマホや携帯の電源確保だが、こちらのお店ではコンセントだけでなく充電器まで取り揃えているから、余計な心配をせずに時間を潰せる。

搭乗時間ギリギリにチェックインするのも悪くないが、空港グルメを探しつつ、余裕を持って行動するのも悪くないぞ。

参考リンク:黒レンガ倉庫カフェ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ぽってりとしたトロトロの生クリーム
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▼歯がいらないほど柔らかい!
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▼充電もできるぞ。
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▼店名のイメージ通りの造りだ。
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▼「黒レンガ倉庫カフェ」のドリンクやパンなどは機内持込可! 特にLCCでの旅で重宝するサービスだ
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