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日本で最近話題になっているキラキラネーム。人名とは思えない名前の数々に、唖然としてしまった人も多いだろう。しかし、日本の最近のキラキラネーム以上にインパクトのある名前が海外で注目を集めている。

彼の名前は、キラキラしている以上に、とにかく長い。彼の周囲の人は、「一体、なんて呼んだらいいのだ」と悩んでいるに違いない。そして、彼自身も自ら改名した名前のために、悩まされているという。

・全身入れ墨のタトゥーマン

イギリス在住の、マシュー・ウェルマン(34歳)さんは、とてもインパクトのある男性だ。街ですれ違ったら、絶対に振り返ってしまうだろう。視覚的インパクトなら、誰も彼に肩を並べられないに違いない。

なぜなら、彼は全身にタトゥーを施しているから。タトゥーが入っているのは、皮膚の90%にも及ぶ。もちろん顔にも、そして眼球にもだ。

実は、彼が改造したのは、自分の体だけではない。自らの名前も、「マシュー・ウェルマン」から今まで3度改名している。名前を3回も変えているだけでも驚きだが、彼の現在の名前は、彼のビジュアルにひけをとらないインパクト十分なものになっている。

・長すぎるキラキラネーム

彼の名前は、「King of Ink Land King Body Art The Extreme Ink-Ite」(インクの国の王、ボディーアートの王、急進的インク信者)だという。尋常ではないキラキラ感だ!

ちなみに、イギリスでは比較的簡単に改名できるらしく、実際にした人も多いらしい。それにしても、「King of Ink Land King Body Art The Extreme Ink-Ite」さんとは! 彼にぴったりな気はするが、一体、何て呼んだらいいんだ!?

そんな「King of Ink Land King Body Art The Extreme Ink-Ite」さんは、ライフワークとも言うべき身体改造の仕事で、海外に行くことになった。しかし、ここで彼の長過ぎる名前が、思わぬ障害になってしまう。

・パスポートを更新できず

イギリス旅券局が、彼の長い名前を理由に更新を拒否したのだ。つまり、自ら改名した名前のために、パスポートを手に入れられない事態になってしまった! 

旅券局からの通知を受け取った彼は、「人権の侵害だ」と怒り心頭。「旅券局の人間は、パスポートに私の出生時の名前を載せたがったんだ。だけど、それはもはや私の名前ではないのだ」と述べている。

ちなみに、旅券局の規約では、名前の変更があり、それが1つの名前として認識するのが難しい場合、その名前でパスポートを作ることはできないらしい。

このような結果となり、彼は4度目の改名に踏み切るのだろうか? 色々な意味で心配だ。

参照元:YouTubeMirror News(英語)
執筆:和才雄一郎

▼旅券局からの通知に怒る「King of Ink Land King Body Art The Extreme Ink-Ite」さん
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▼9カ月ほど前に公開された彼の動画。閲覧注意だ