usami

2013年11月17日、ガンバ大阪はモンテディオ山形を下して J2優勝、そして1年ぶりの J1復帰を決めた。その原動力となったのは、なんと言っても6月にチームへ復帰した宇佐美貴史選手だろう。

ドイツから J リーグへと復帰した宇佐美選手は、18試合で19ゴールと再び輝きを取り戻し、その存在感を示した。そこで今回は、復帰後の彼のプレーを動画「Takashi Usami || 宇佐美貴史 プレー集 || 2013 || Skills and Goals」と共に振り返りたい。

・宇佐美選手とは

1992年5月6日生まれの21歳。京都府出身で長岡京サッカースポーツ少年団からガンバ大阪ジュニアユース、そしてガンバ大阪ユース(向陽台高等学校)を経て、2009年にガンバ大阪からプロキャリアをスタートさせた。

2011年7月からは世界有数のビッグクラブであるドイツのバイエルン・ミュンヘンに所属し、2012年5月から2013年6月にガンバ大阪に復帰するまでの間は、TSG1899ホッフェンハイムでプレーをしてした。

・プレースタイル

フォワードとミッドフィルダーをこなし、相手を翻弄するテクニックからキレのあるドリブルを得意とし、精度の高いフィニッシュでゴールを狙う。また、利き足を問わない威力のあるミドルシュートも得意としているぞ。

・ガンバ愛

幼い頃からガンバ大阪の熱狂的なファンであることも有名な宇佐美選手。17歳でクラブ史上最年少出場、そして初ゴールを決めており、『ガンバの最高傑作』や『ガンバの至宝』と形容されることもある。ドイツから復帰する際には「愛情を持ってプレーできるクラブに行きたい」と語っており、ガンバ大阪に人一倍強い愛情を持っている。

・古巣に復帰してからの宇佐美選手

復帰戦ではいきなり2ゴールを決めると、その後は1試合1得点を超えるペースでゴールを量産。動画でも頭一つ抜けたプレーは目立っており、ポテンシャルの高さを改めて示す結果を残してシーズンを終えたのだった。

ドイツでは成功を収めることはできなかったが、彼はまだ21歳。今後、再び海外挑戦することも十分に考えられ、ワールドクラスの選手たちに揉まれた経験は必ず活きてくるはずだ。来季は J1の舞台で大暴れしてくれるに違いない。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし