2013-11-06_204051
アップルの最新スマートフォンiPhone5s。発売当初は品薄のモデルもあったが、もう手にしている人も多いのではないだろうか。

発売から約1カ月半。中国でiPhone5sが爆発していたことが判明したそうだ。爆発が起きたのは中国。中国や台湾メディアによると5sの爆発事例は世界初であるという。

・中国でiPhone5sが爆発

2013年11月3日、貴州で、昼寝中の男性が大きな音で目が覚めた。驚いて枕元を見てみると……なんとiPhone5sが煙をあげて爆発していたのである!

・電源も入らずまるでコンクリート片

幸い怪我はなかったようだが、銀色だった5sは焼け焦げて真っ黒に。電源も入らず、ホームボタンも激しく損傷。男性は「スクリーンも割れて、まるでただのコンクリート片ですよ」と話しているそうだ。

男性によると、爆発したiPhone5sは、充電中ではなくフルチャージ状態でもなかったという。周囲に燃えやすいものもなく、爆発の原因には心当たりは全くないそうだ。

・中華系メディア「5sの爆発事例は世界初」

中国や台湾メディアは「5sの爆発事例は世界初である」としている。発売からわずか1カ月半での爆発に、ネットユーザーからは「ニセモノをつかまされたのでは」、「また中国産の電池が原因?」、「同じアップルでも香港版を買うべき」などと、製品の質やサービスに対する不安の声も上がっているようだ。

ちなみに、先日、アップルは公式に一部の製品について電池の欠陥を認めている。「ごく一部の電池に電池寿命が短くなる問題がある」というコメントを発表した。今回の爆発はこの件と関係があるかはわからないが……多くの人によってスマートフォンは肌身離さず持っているものだろう。爆発したら大怪我の可能性もある。今回の爆発に関しても原因を究明し、必要な対策を立ててほしいものだ。

参照元: ET Today看看新聞網(中国語)、Tech Crunch(英語)
執筆:沢井メグ