2015年1月3日、中国で湯沸かし器が爆発したそうだ。「湯沸かし器」とは、電気やガスを用いて水をお湯に変え供給する設備のこと。一般家庭でも台所やお風呂場に設置されているものだ。それが、中国で爆発したことに驚きを感じない人もいるかもしれない。
だが、今回は爆発だけでは済まなかった。ビル高層階での爆発により漏れ出たお湯が、即効で凍結! 巨大なつらら群を形成し、ビルがまるで「氷の城」のようになってしまったというのだ!!
・中国で湯沸かし器が爆発
爆発 → 凍結 → 氷の城というスーパーミラクルコンボが起きたのは、内モンゴル・ヤクシ(牙克石)市だ。内モンゴルは、ロシアやモンゴル共和国と国境を接していて冬場はまさに極寒の地。ヤクシ市は中国で最も寒い都市No.1に選ばれるというガチ寒な地域なのである。
・ビルがまるで「氷の城」に
そのヤクシ市のホテル7階で湯沸かし器が爆発。湯沸かし器から出たお湯が、外気に触れたところ、なんと凍ってしまったというのだ!! この日の現地の気温はマイナス30度以下! お湯は瞬間冷凍され、巨大で大量なつららを形成したのである。
まるで氷の魔法。ビルの壁にビッシリとつららができた様子はまるで氷の城だ。
・キレイ? それとも危険?
この光景に中国ネットユーザーからは「とても美しい!」「人の手では作り出せない絶景だなぁ」というのんきな声がある一方で、「人の上に落ちてきたらタダごとじゃ済まないぞ」と心配の声も上がっている。確かにこんなのが頭上に落ちてきたら、ジ・エンドだ。爆発 → 凍結に続く、二次災害が起きないことを祈るばかりである。
参照元:Youku、中国新聞網、新浪旅遊(中国語)
執筆:沢井メグ
▼現地ニュース動画、「レリゴー♪」とまったりと報道しつつ危険性についても触れている。ホテルの様子は0:50~