コミュニケーションサービス「Twitter」での不祥事が相次いでいるなか珍事件が発生した。 北海道・札幌駅での殺害予告をした男が、自ら警察に出頭したのである。

東京都・練馬区の男が書き込みを行ったのは、2013年5月29日のことだ。男は次のように書き込みを行ったのだが、騒ぎにはならず、結局自ら出頭し書類送検されることとなった。

・男が5月29日に行った書き込み
「今日正午に札駅(さつえき)で人を殺します」(北海道新聞より引用)

・なぜ騒ぎにならない
犯行予告の日、札幌中央署は警察官約30人体制で札幌駅を警戒に当たった。しかしインターネット上で騒ぎになることはなかったようだ。6月3日になって、男は同署に出頭。「なぜ騒ぎにならない」、「捕まるなら、気に入っている札幌がよかった」と供述していたそうだ。このことにネットユーザーは次のように反応している。

・ネットの声
「フォロワーさん少ないんでないの?」
「かわいそうに。殺人予告しても目立たないとは」
「なんだろう、何かがおかしいw」
「理解不能」
「完全にアホ」
「わざわざ練馬から札幌までとらまえられにきたのに」
「なぜ今?逮捕されなかったのだろうか?」
「やれやれ」

・偽計業務妨害の疑い
なお、この男は「偽計業務妨害」の疑いで、8月13日に書類送検されたとのことだ。いたずらに犯行をほのめかす書き込みは、多くの人の不安をあおるだけでなく、場合によっては今回のような事態を招きかねない。投稿には十分に注意したいものだ。それにしてもこの男、一体何がやりたかったのだろうか……。

参照元:北海道新聞