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どの職場環境でも、優秀な人材を確保するのに苦労する。特に飲食店では慢性的に人手が不足している傾向にあり、せっかく働きの良い人が見つかっても、すぐに継続的に働くことができなかったり、諸事情で辞めてしまったり……。自分がふたり居れば! そう願う店長も少なくないだろう。

・「分身しないか?」

最近福岡県のある飲食店で、優秀な働きをするアルバイト店員に対して、驚くべき提案をした店長が書類送検されたことが判明。その店長は、中国人のアルバイトに「分身しないか?」と提案したという。これは一体どういうことなんだ!? まさか分身する術をその店長は知っていたというのか?

・4人が分身

西日本新聞によると、分身の実態は次の通り。よく働くアルバイトに2人分の履歴書を提出させ、2人分に近い働きをさせていたとのこと。店長は優秀な労働力を確保でき、アルバイトは収入が増えるため、各々にメリットがあったと話しているという。

・2人分の明細

分身していたのは、全アルバイトのうち4人。分身バイトに対しては2人分に分けて給与明細を発行していたそうだ。同店の店長ならびに社長の二人は、「不法就労助長」の疑いで2015年3月23日に書類送検されている。

・双子で分身を疑われた

それにしても、驚くような提案「分身しないか?」。できるものなら、本当に分身してみたいものである。余談だが私(佐藤)は、一卵性双生児で地元にそっくりな弟がいる。子どもの頃はよく「分身したのか!?」とか言われていたっけ……。

参照元:西日本新聞
執筆:佐藤英典
Photo:RocketNews24.