「重くないオンナ」をお求めの男性の皆さんに朗報です。ついに重くないオンナを見極める、超カンタンな方法が発見されました。なお、「重くないオンナ」というのは、体重の軽いスリム女性のことではありません。「付き合って!」とか「私のこと好き?」、「会いたいぉ!」や「寂しいぉ」などとほざくことのない、ドライな女性のことです。

ドライを装っている女性はたくさんいます。しかしオンナという生き物は困ったもので、一度でも肌をあわせると、勝手に情をわかせ、真剣交際を迫ってしまうもの。最初のうちは、「私は他に好きな男性がいるし、本気にはならないわ」と言っていた割には、カラダを重ねた途端に、妙に馴れ馴れしい態度をとってくる女性……。オトコなら一度や二度は遭遇しているはずです。

ですがなかには、ごく100%に近い確率で、真剣交際を迫ってこないドライ女も存在します。残念ながら、「100%!」とは言い切れませんが、出来るだけ重いオンナを避けるためにも、ドライ女を見分けるテクニックを心得ておいて損はないでしょう。

さっそく、「ドライ女を見分ける方法」ですが、対象女性に次の質問を投げかけてみてください。

「どんな音楽を聴くの?」

飲み会やコンパでは、血液型の話題と並んで、しょっちゅう出る質問ですよね。飲み会やコンパでなくとも、会社の喫煙所などでも、好きな音楽に関する話題になることは多々あります。SNSやブログのプロフィール欄にも、必ずといっていいほど、好きな音楽のジャンルを晒す項目がありますよね。要するに、それだけ音楽は、現代人の生活に身近な存在ということです。

ドライ女はなんと答えるでしょうか? J-POPでしょうか? 演歌でしょうか? ヘビメタロックでしょうか? いえいえ、どれも違います。恋愛にドライな女性は、「無音」と答えます。はい、彼女たちはJ-POPも演歌もヘビメタロックも聞くことがないのです。

音楽を聞く人にとっては、音楽ナシで生活しているなんて、とうてい信じられないでしょう。ですが、音楽ナシでも生活できる人は少なからず存在します。無音女子たちの部屋には、もちろん再生プレーヤーなんぞ、あるわけもありません。音楽番組も見ません。通勤中にイヤホンで音楽を聞くこともしません。CDレンタル店に立ち寄ることも皆無。カラオケに誘っても、「おどるポンポコリン」や「だんご3兄弟」のように、よほどヒットした曲でないと知らないでしょうね。当然、コンサートやライブに興味を示すこともないです。

そんな無音女子たちが、なぜドライ女の確率が高いのか? それは、耳が抒情的な歌詞に慣れていないので、恋愛モードなテンションになりにくいからです。現在、日本で歌われている楽曲のほとんどは、どれも恋愛に関するものばかり。スポ根や金策について歌った曲は滅多にありません。つまり、「音楽を聞く=恋愛」に関する詞がおのずと耳に入ってくる状態です。基本スペックが恋愛モードになってしまうのは、自然な流れといえるでしょう。よって、無音女子は、ドライ女の確率が極めて高いという結論に達します。

「オトコ好き」を自負している一般女性に、「どんな音楽を聞くの?」と尋ねると、「無音」と返ってくることが実に多いです。お試しください。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子