ラードをモナカアイスにつめて食べてみた。ラードといえば、豚の脂が主成分の食用油脂。濃厚なバニラの味が、さらに濃厚になっておいしいに違いない! そう思ってラードをモナカアイスにつめて食べてみたところ、かなり美味しかった。

これはなかなかの新発見である。では、バニラアイスをすべてラードと入れ替え、100%ラードモナカとして食べたら美味しいのだろうか? さっそく試してみた。

まずはスーパーでアイスモナカを購入。バニラをラードと入れ替えて冷凍庫へ。ラードは常温でもクリーム状で、ほぼ固まった状態である。
冷凍庫に1時間も入れておけばカチカチに凍ってしまう。

完全に固まったのを確認してモナカを半分に割ってみた。見た目はまるでバニラアイス。どんなニオイがするのかと嗅いでみたものの、特にニオイはしない。見た目だけなら普通のアイスモナカである。

食べる前は正直なところ、それほど期待していなかった。モナカがパサパサ、脂がギトギト、口のなかがおかしな感じになるものだと想像していた。ところがパサパサもギトギトもしない。それどころかウマいじゃないか! 甘さひかえめの餡子(あんこ)を食べているような感じだ。塩や醤油(しょうゆ)が必要かな? と思っていたが、このままで全然OK!

やや興奮気味に半分を食べ切った。若干、口のなかに脂分が残るもののそれほど気はならない。コーヒーや紅茶と一緒に食べたら合いそうである。期待以上のウマさに驚きだ。これは自信を持ってオススメしたいが、ラードは脂なので摂取量には気をつけよう。

Photo by Rocket News24 Staff / 佐藤記者撮影