オーストラリア・シドニーの最高裁判所で2005年、ケンタッキー・フライドチキン(以下、KFC)のチキンツイスターを食べ、知的障がい者になったとされる11歳の少女とその家族らが1千万オーストラリアドル(約8億円)の訴訟を起こした。

2005年10月、オーストラリアシドニー西部にあるビラウッドアウトレット(Villawood outlet)のKFCでモニカさん(Monika) 当時7歳はチキンツイスターを注文した。 このときモニカさんが食べたチキンツイスターはサルモネラ菌に汚染された状態であると疑われており、これを食べたモニカさんは意識を失って倒れ病院に運ばれた。 以後サルモネラ菌による中毒症状が激しくなり、脳まで致命的な損傷を受けた。現在は硬直性の四肢麻痺、知的障害、肝機能障害に悩まされている。

しかしながらこの主張にKFC側は否定したため、モニカさんとその家族は訴訟に踏み切った。事故発生原因はKFCの非衛生的な実態が指摘されており、弁護士は「サルモネラ菌の元凶が鶏であったということは疑う余地がない」と主張している。

このニュースを見たネットユーザーは「少女が早く治るように願う」「私だったら、さらに高いお金を要求するだろう」 「ジャンクフードはやめて、体に良い食べ物を食べなければならない」など大きな関心をみせている。