2017年1月に米国大統領に就任したドナルド・トランプ氏は、就任以来、中東・アフリカ7カ国出身者のビザ発給を90日間凍結して物議を醸し、先日は、豪首相を怒鳴りつけたうえ電話会談を一方的に終わらせ、メディアを賑わせていた。

そんななか、米人気過激アニメ『サウスパーク』のクリエイターが、「もうドナルド・トランプには追いつけない!」とお手上げ状態となり、「トランプ関連のエピソードは作らない」と宣言したのである!

・『サウスパーク』ですらトランプ大統領にはお手上げ!

米過激アニメ『サウスパーク』は、時事ネタを痛烈な風刺とパロディで描き人気を博している作品で、今までにマイケル・ジャクソンなどの超有名スターが餌食となっている。

そして、格好のネタとばかりに本シリーズは、トランプ氏ソックリな小学校教師ギャリソンを登場させ、ヒラリー・クリントン氏に対抗して大統領選に出馬するエピソードを製作。しかし、ヒラリー氏が当選するものと思い込んでいた製作側は、それを念頭にストーリーを展開していたのにフタを開けたらトランプ氏が当選! 急遽番組の内容を変更する事態に追われてしまったのである。

・政治家にコメディをやらせておくことにした!!


大統領就任後のトランプ氏は、難民やイスラム諸国からの渡航者の入国規制にキシコ国境の壁建設計画を推し進めるわで、時事ネタを風刺しようにも、実際に起きている事の方が遥かに滑稽なためネタにしにくくなったというのだ。

そんな背景もあり、番組のクリエイターが「僕達は身を引いて、政治家にコメディをやらせておくことにした」とコメントし、新大統領に降参した模様……。

・コメディアンは嬉しいやら困ったやらの状態に!

『サウスパーク』のクリエイターですら追い付いて行けないとは、トランプ大統領の ‟コメディアン” ぶりは相当なものだと言えそうだ。

筆者は、いつも「Radio USA」というアプリでアメリカのラジオ番組を聞いているのだが、あるコメディアンが似たようなことを言っていた。「トランプ大統領は限りないネタを与えてくれるから有難いんだけど、もう少しペースを落としてほしい。俺の番組の時間枠は週1回1時間だけだから、とてもじゃないけど全部ネタに出来ないよ」とボヤいていた。

コメディ関連の人達は、嬉しいやら困ったやらで悲鳴を上げている状態のようだ。2017年は始まったばかりだというのに、先が思いやられてしまう感を拭えない筆者である。

参照元:Facebook @South ParkVanity FairThe Atlantic(英語)
執筆:Nekolas

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