交通事故で、意識不明の寝たきりになり回復が絶望視されていた女性が家族の声かけや励ましで意識を取り戻したそうだ。このような喜ばしい奇跡は、ロケットニュース24でも何度かお伝えしたが、今回はその呼びかけがユニークだと話題になっている。

家族が女性に話しかけ続けた言葉とは……「マージャン始めるよ!」であったというのだ。

奇跡的に意識を取り戻したのは中国・江西省在住の女性淦雪梅(かん せつばい)さんだ。雪梅さんは、10月13日に交通事故で重傷を負いそのまま意識不明に。駆けつけた家族に医師から言い渡されたのは「回復の見込みはほぼない。あまり期待をしないように」との絶望的な言葉だった。

だが、医師は家族の呼びかけで意識を取り戻したというケースがあるというニュースを思い出し 「彼女の好きなものは何ですか? それについて話しかけてみてはどうでしょうか」とアドバイスしたそうだ。

雪梅さんの趣味はマージャン。医師のアドバイスを受け雪梅さんの夫と妹は「マージャン始めるよ」「1人足りないよ! 起きて!」と耳元で話しかけるようになった。2人は夜中も交代で話しかけ続けたという。

最初は全く何の反応もなかったそうだ。だが、徐々にマージャンに誘われるとピクっと手が動くようになったという。そして、家族の呼びかけで雪梅さんはついに目を覚ましたのである。

主治医によると雪梅さんのような症状の患者は1万人いても意識を取り戻すのは1人か2人。確率にすると0.01~0.02パーセントだ。医師も「話では聞いていたが、自分の目の前で起きたのは初めてだ。家族の声には魔法のような力がある」と驚きを隠せない。雪梅さんのケースはまさに奇跡だと言える。

雪梅さんは現在、1人で食事や歩行ができるまで回復している。だが、記憶が曖昧になっており、ときには自分の名前も思い出せないらしい。大好きなマージャンが打てるようになるまでまだ時間がかかりそうだ。現在、医師や家族と共にリハビリに臨んでいる。

参照元:Youku 遼寧衛星チャンネル
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雪梅さん(右)と妹の腊梅(せきばい)さん(左)、現在リハビリに取り組んでいる

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