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絶望的な状況からの思いもよらぬ大逆転、人はそんな事象のことを「奇跡」と言う。

まさに奇跡としか言えないことが中国で起こったそうだ。昏睡状態が続いていた男性に高額紙幣のニオイをかがせたところ、1年以上ぶりに目を覚ましたというのだ。

・ネットカフェで連日徹夜の男性が倒れる

この「カネによる奇跡」が起きたのは、広東省の深センだ。2013年8月、現地に住む男性・李さんはネットカフェで突然意識を失った。

原因は脳出血。李さんはネットカフェで数日間徹夜していたそうだ。それが脳出血を招いたと見られている。すぐに救急搬送され一命は取り留めたものの、昏睡状態に陥ってしまったのだ。

・母親の声に涙を流す

倒れたきり目を覚まさない李さん。だが200日後の2014年3月頃、彼の指が「ピクッ」と動くなど反応が見られるようになったという。

外界からの刺激にかすかに反応するようになり、母親が「お前が目を覚まさないと、母さんは生きていけない」とすがった際には涙まで見せたそうだ。しかし、家族の声を聞かせても目覚めることはなかった。

・紙幣をチラつかせてみた → 1年ぶりに覚醒

そして彼が倒れてから1年以上が経ったある日、医師は李さんがうっすら目を開けているのに気づいたそうだ。目を開いてはいるものの意識はないもよう。

そこに居合わせた看護師がある行動に出た! おもむろにポケットから中国の最高額紙幣100元札を取り出して目の前にチラつかせたのである。さらに誰かが「ほら、李さんのお金ですよ!! 取れたらあげますよ!」と叫んだのだ。

この行動に周囲はポカーン。……だが、奇跡は起こった!!!! 李さんは震える手をゆっくりと伸ばし、ゆっくりとその100元札をつかんだのである。倒れてから1年あまり。ついに彼は覚醒したのだ!

・その後も100元札でリハビリ

覚醒した当初、李さんには腕の運動障害が見られたが、その後も家族が100元札で彼を誘惑し続け、今では目の前のお札をしっかりとつかめるようにまで回復。そして2015年1月、病院関係者は中国メディアに「リハビリが必要ではあるが、退院が見込める段階」とコメントしているそうだ。本当に良かった!

全く何がどう転がるかわかったものではない。あのタイミングで、とっさに100元札を取り出した看護師さんは実にグッジョブだと言えるだろう。

参照元: 南都網 南都網(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼現地ニュース(中国動画サイト)
http://v.youku.com/v_show/id_XODY2MjU5Mjg4.html
▼中央が100元札がきっかけで覚醒した李さんだ
2015-01-20_184039

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