1966年創業、原型製作から成型・彩色・組立までを一貫して行うフィギュア制作のパイオニア、「オビツ製作所」は、2014年7月末に行われたワンダーフェスティバル(以下、ワンフェス)で、画期的なキューピー人形を発表した。
これは全身36カ所が可動するというフィギュアである。キューピー人形といえば、手足を前後に動かす程度のものが一般的であり、実際オビツ製作所はキューピー人形の老舗である。それがなぜ、突然「フル可動QP」を作るに至ったのだろうか? 製作担当者にどうして作ることになったのかを尋ねてみた。
1966年創業、原型製作から成型・彩色・組立までを一貫して行うフィギュア制作のパイオニア、「オビツ製作所」は、2014年7月末に行われたワンダーフェスティバル(以下、ワンフェス)で、画期的なキューピー人形を発表した。
これは全身36カ所が可動するというフィギュアである。キューピー人形といえば、手足を前後に動かす程度のものが一般的であり、実際オビツ製作所はキューピー人形の老舗である。それがなぜ、突然「フル可動QP」を作るに至ったのだろうか? 製作担当者にどうして作ることになったのかを尋ねてみた。
2014年7月27日、世界最大級のガレージキットのイベント「ワンダーフェスティバル」が、千葉県幕張メッセで開催された。その会場で、一際注目を集めたフィギュアをご存じだろうか? そのキャラクターは誰もが一度は目にしたことがある、国民的な存在といっても過言ではないだろう。
それはキューピーである。1966年創業のオビツ製作所は、創業当時から現在にいたるまで、オビツキューピーを一貫して国内生産しているそうだ。その集大成とも呼べるべき、素晴らしい商品を誕生させた。それが「フル可動QP」である。全身36カ所が可動する、キューピーを越えたキューピー。いろいろポージングして遊んでいると完全に時間を忘れる。ヤバイ! 無限に遊んでしまうッ!!