【5万円海外旅行】航空券込み5万円以内で「セブ島2泊3日」行けんのか!? 試してみたら奇跡が起きた!(2ページ目)※1ページ目はコチラ


・航空券

今回利用したのは意外にもHIS。いつものExpediaをはじめ、いろいろなサイトで掘り出し物チケットを探していたところ、なんとセブパシフィック航空の成田ーセブ島往復(しかも直行)が39910円というお宝を発見!


こんなこともあるんだな〜と思うと同時に、出発までちょいちょいと細かい案内のメールを送ってくれるHISは実に親切だし安心できて良いな〜と思った。旅行初心者でも安心のHIS。超オススメだ!


なお5万円旅のキモは、ずばり最初の航空券の価格にかかっている。1円でも安く、かつ現実的に実現可能なチケットを探すためには、とにかくさまざまなサイトを探し回ることが重要なのである。


・宿

ホテルはExpediaでテキトーに選んだ。とはいえ、セブ島は初なのだけれども、事前に地図をチェックしまくり、“たぶんこのへんなら便利かな” と、「エリア先行」で選ぶことにしている。


今回のホテルの名前は「Allsons’ Inn(オールソンズ イン)」。トイレ&シャワーあり、シングルベッドで、窓もあって、テレビもエアコンも付いていると。それで一泊1711円。


税とかサービス料とかが加算されて、2泊で合計3617円。航空券と足すと4万3527円。つまり残り6473円だけで2泊3日の旅を成立させなければならない。


そんなこと、できるのか?


……できる!


_人人人人人人人人人人人人人人_
> フィリピンなら、できる! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


それでは……


いってきま〜す!



・到着

空港に着いたら、まずは両替。少額だし、そのへんにある両替所でテキトーに両替。なお、できるだけ混んでいるお店を選ぼう。その理由は前回のマニラ編を参照のこと。


んで、ここ空港のある「マクタン島」から、宿のあるセブ島のダウンタウン「セブ・シティ」に行くのはタクシーなどが一般的っぽいが、300ペソ(808円)ほどかかるとのこと。


ちょっと高いので、私が選んだ移動手段は……


あった、あれだな。空港バス乗り場の奥の方で待機している……


MyBus(マイバス)」っていう循環バス!


30分ごとに運行されてて、メトロ・セブの中心あたりにある「SMシティ・セブ」ってバスターミナル(同名のショッピングセンターのすぐそば)まで50ペソ(135円)で連れて行ってくれるという。


かなりの満員っぷりで車内はエアコンバスなのに地獄のようにムシ暑かったが、


1時間チョイで「SMシティ・セブ」に到着〜!


で、ここから宿までは2.5km。徒歩なら35分で着くとGoogleマップは示している。


スマホを見ていると複数名のバイタク(バイクタクシー)が声をかけてきたので宿までの価格を聞くと、100ペソ(270円)であるという。


でも2.4kmなら歩けるし、事前に調査したところによると、2〜3kmなら50ペソくらいでも乗せてくれるっぽい。


ということで「50ペソ(135円)なら乗る」「間をとって75でどや?」「いや、歩くわ」……的な交渉をしたところ、事前調査通り「50でいいから乗れ」とうことになり、


\(^o^)/ バイク2ケツ、気持ちイイ〜 \(^o^)/


お兄さん、サラマッポ(どうもありがとう)〜!



ということで、いきなり宿に到着。予想以上にちゃんとしたホテルではあるが、果たしてどんな部屋なのか。


ほほう! エアコンはあるし、テレビもあるし、机もあるうえに窓は2面。


ベッドは綺麗にセットされているけれど……


「マットレスをめくって南京虫(トコジラミ)がいないか隅々まで目視でチェック」も無事にクリア。


なお、この南京虫(トコジラミ)チェックは、古くからバックパッカーの常識ともいえる当たり前の行動だ。


気になるトイレもシャワー(いちおう温水)も、狭いながらもしっかりしているし、


立派なクローゼットもあるので、持参した鍵付きカラビナを使えば金庫のような使い方もできる。


しかも今気づいたのだが、どうも朝食は無料で付いていたらしい。予想以上のアタリ宿だ!!



カバンを置いて着替えたら、さっそくセブ島の街(セブ・シティ中心部)へ繰り出してみる。


なんか、いいな……。マニラも良かったけど、セブ島もイイ……。なにより南国感をヒシヒシと感じる。


そんなことをやってたら腹が減ってきたので、


前回のマニラ編で、最もウマイと思ったチェーン店『Mang INASAL』に行って……


この旅中に絶対に食べたいと思っていた「チキンイナサル」のセットを注文。価格は152ペソ(411円)。


店内を見回してみると、フォークなどを使わず、素手で食べている人が半数ほどいたので……


私も素手で食べてみた。なお、過去にバングラデシュで「素手食い」はマスターしているのでお手のもの。チキンイナサル、香ばしくて美味しかった!



その後は、ひたすら歩いてみた。目的地は、セブ最大のナイトマーケット『SUGBO MERCADO』。


日程的にこの時にしか行けないので、なんとかがんばって3Km以上の道のりをテクテクと歩く。


迷いつつも約1時間後、『SUGBO MERCADO』に到着。


なお、事前調査によると……


このマーケットに出店している……


『Ally Mango(アリーマンゴー)』なるシェイク屋さんがゲキウマらしいので迷うことなく突進。


最も基本的な「Ally Mango Orijinal」なるシェイクを注文。価格は135ペソ(364円)と高価だが……


長距離を歩いてきた疲労がすべて吹っ飛ぶほどウマかった! これはマイった!!



ついでに夜ごはんもナイトマーケット内のお店で済ませちゃおう。私が選んだのはこの店で、


レチョンバカフライドライス」なる、いわば「焼き豚チャーハン」的な料理とコーラ(小)をオーダー。


味は……


まあまあだった。なお価格は150ペソ(405円)と、コーラ35ペソ(94円)。まぁ、ん〜、ウン。


その後は、行きと同じく、徒歩で3kmの道のりを、


ホテル目指してテクテクテク。


途中、コンビニで500mlのコーラ(45ペソ / 121円)と、500mlの水(15ペソ / 40円)を購入して、1日目は終了。


明日は海に行くぞ! それでは、おやすみなさ〜い!


果たして私は、どこの海を目指したのか? セブ島経験者もビックリの仰天プランは、次ページ(3ページ目)にて大公開!


執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:HISExpedia、Google Maps