北海道のお菓子といえば、ホワイトチョコレートを挟んだ焼き菓子「白い恋人」が有名だ。これと似たような名前の焼き菓子に、関西の「面白い恋人」・「大阪の恋人」・「京都の恋人」が存在する。これらはパロディ商品と思われるのだが、なんと九州・博多にも似た名前の商品が販売されている。

その名も「赤い恋人」。焼き菓子ではないのだが、思わず白い恋人を連想してしまう。どうやら関西だけではなく、博多にも「恋人」の波は押し寄せているようである。

この商品は株式会社秋山食品(福岡県八女市)が販売している、めんたいこんにゃくだ。名前の通りに、めんたいを含んだチューブこんにゃくは赤い色をしている。

実際に購入して食べてみたところ、割としっかりとした歯ごたえがあり、ピリ辛のめんたいこが食欲をそそる。若干酒みりんが強い印象を受けるので、子どもやお酒の弱い人が食べると、酒臭さが気になるかもしれない。しかしお酒好きのお父さんは、これがあればビールがすすむこと請け合いではないだろうか。

ちなみに同社は、カレー味のこんにゃく「私の恋人」も販売している。なお、いずれの商品も登録商標を取得しているとのことだ。

「恋人」という言葉には、どうやら商品を魅力的に感じさせる魔法のようなものがあるのではないだろうか。今後はどんな「○○の恋人」と名乗る商品が登場するのか、非常に楽しみである。

写真:Rocketnews24

▼ 150グラムのチューブが3本入っているめんたいこんにゃく「赤い恋人」
▼ ピリ辛こんにゃくでお酒もすすむ
▼ 「私の恋人」もあるでよ!