アボカドを買ってきて、がっかりしたことはないだろうか。固いままで全然食べ頃にならないとか、逆に熟しすぎていて果肉が黒ずんでいるとか、私はそういった経験が何度かある。

それゆえ、アボカドって状態の良し悪しを見極めるのが難儀な食材だと思っているのだが、どうやら『ミゲールさんのアボカド』は違うらしい。ハズレが少ないともっぱらの評判なのだ。

そんな噂のアボカドは、スーパーのヤオコーで買えるという。お惣菜がおいしいことで有名なヤオコーだけど、生鮮食品もレベルが高いのか! これは、さっそく行ってみるしかあるまい。

・ミゲールさんのアボカドとは

埼玉県発の人気スーパーマーケット、ヤオコー。現在は埼玉のほかにも、関東地方を中心に多数の店舗を展開している。実は、私は今回が “初ヤオコー”。1番の目的はアボカドを買うことだが、お惣菜コーナーをチェックするのも密かに楽しみにしてきた。

だが、何はともあれまずは野菜売り場へ直行! すると、さっそく『ミゲールさんのアボカド』を発見した。貼られていたPOPによると、アボカドの目利き人であるミゲールさんが厳選したこだわりの逸品らしい。なるほどね、だからこんなネーミングというわけか。

それじゃあその手腕を確かめさせてもらおうではないか、ミゲールさん! ほかのアボカドと食べ比べたら、違いがよりハッキリわかるかしら? と思い立ち、ヤオコーから帰る途中に別のスーパーへ寄り道。ごく一般的なアボカドも購入して、家路についたのだった。

・食べる前から驚きの違いが!

そうして我が家へやってきた2つのアボカド。どちらも産地はメキシコである。色は似たような感じだけど、ミゲールさんのほうが形がややスリムかな。

それにしても、アボカドって選ぶのが難しすぎる。ネットで見分け方のコツを調べるといろいろ出てくるけれど、売り場で実物を見るとどれも大差ないように思えてしまうんだよねぇ。

だから失敗することも多いわけだが、果たしてこの2つはどうだろうか。触った感触もほぼ同じで、どちらもいい感じに柔らかい。ハズレが少ないというミゲールさんはともかく、もう1つのアボカドも当たりを買ってこれた気がするな。

そんなことを思いながら、どちらにも包丁を入れてみると、断面を思わず二度見した。だって、可食部に明らかな違いがあるんだもの! 『ミゲールさんのアボカド』のほうが、果肉が断然多いのだ。

それもそのはず。種が入っていたくぼみを見比べると、大きさにかなりの差がある。ミゲールさんの種は小ぶりで、その分ぎっしり中身が詰まっているってことだね。味をみる前の段階で、まさかこんなに決定的な違いがあるなんて!

・2つの味を比べてみると……

それじゃ、味のほうはどうだろう。まずは、一般的なスーパーで買ったアボカドから食べてみると、今回はやはりいい感じに熟しているものを選べたようだ。なめらかな食感も、クリーミーな味わいも、申し分ないではないか。

比較する身としては「こういうときこそ、イマイチなアボカドにあたってくれよ〜!」とつい思ってしまったが、これが忖度なしのリアルというもの。人生そうそう思うようにはいかない。

というわけで、ここからが本番である。続けてヤオコーで買った『ミゲールさんのアボカド』を食べてみると……濃厚でまろやかさもあって、文句なしにおいしい! どうやら、ミゲールさんの目利きは確かなようだ。

でもね、もう一方のアボカドの質が予想以上に高かったこともあり、正直「ここが圧倒的に違う!」というほどの大きな差までは感じられなかったんだよなぁ。味の面だけでいえば「勝者はミゲール!」と叫ぶほどの差はなかったというか。

とはいえ、ハズレが少ないとの評判どおり、このクオリティの高い味が安定的に手に入るのであれば、こんなに心強いことはない。ギャンブル要素の強いアボカド界隈において頼もしい味方と呼べるであろう。しかも、種が小さくて果肉がたっぷりというアドバンテージまであるのだ!

それぞれ購入時の値段は、一般的なスーパーで買ったアボカドは214円。ヤオコーで買った『ミゲールさんのアボカド』は257円。たった数十円しか違わないとなると、後者を選ぶ価値は十分にあると思ったぞ。

※本文中の価格はいずれも税込みです。

参考リンク:ヤオコー
執筆:つぼみまい
Photo:RocketNews24

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