
みなさんは「高級食パンブーム」を覚えているだろうか? 食パンとしては破格の1本1000円前後の価格帯にもかかわらず、当時は多くの専門店で行列が出来ていた。その1つが『銀座に志かわ』である。
2026年10月、『銀座に志かわ』が「1万円の超高級食パンセット」を改めて展開することになった。1万円の……食パンだと……? ど、どんな味がする食パンなのか想像がつかねえ……!
・銀座に志かわ
「乃が美」とともに高級食パンブームをけん引した銀座に志かわ。ブームが落ち着いた今でもおよそ50店舗を展開しており、現在はカフェなども数店舗運営しているそうだ。
その『銀座に志かわ』が10月20日から12月25日までの期間限定で販売するのが1万円の超高級食パンセット、その名も『至極(しごく)』である。至極……1万円にふさわしい、ラグジュアリーな商品名と言えよう。
銀座に志かわに限らず、高級食パンと呼ばれる食パンは、まあ美味しい。1000円くらいの食パンであれくらい美味しいなら、1万円の食パンだとどうなってしまうのか? 普通に目が飛び出しかねない。
・発表会に潜入
……が、残念ながら自分で1万円の食パンを買う余裕はないし、あっても別のことに使っちゃう! 今回は諦めるか……と思っていたところ、なんと『至極』の発表会があるとの情報をキャッチした。
これは食パンの神様が私を呼んでいる証拠では……? だって自分では絶対に買えないし、買わないもの! というわけで『至極』の発表会にシレっと潜入した次第である。
・えっ
で、発表会に潜入したところまず判明したのは、1万円の高級食パンがいわゆるプレーンな食パンではないということ。「熊本産 やまえ栗の食パン」と「手織り発酵バタークロワッサン食パン」のセットが1万円の『至極』とのことであった。
ぶっちゃけ、やや肩透かしを食らった感も否めないが、それでもメッチャお高い食パンであることに変わりはない。当初『至極』は西武池袋本店のみで販売していたそうで、好評を博したことから受注販売に踏み切ったらしい。
というわけで、諸々の発表がされた後「熊本産 やまえ栗の食パン」と「手織り発酵バタークロワッサン食パン」を試食させてもらうことに。言うまでもなくいずれの食パンも、最高級食材を惜しげなく使用したとのことである。
・試食させてもらった
まず「熊本産 やまえ栗の食パン」はズバリ、食パンっぽくない。トーストよりもそのまま食べる方がオススメで、ゴロゴロ入った栗はもちろんのこと生クリームが入った生地のきめ細かさが楽しめる。
ただ、食パンとしてジャッジするのは難しく、どちらかと言えばパウンドケーキに近い印象。どこを食べても当たるゴロゴロ入った栗が贅沢で「パンとケーキの間」みたいな不思議な食べ物であった。
逆に「手織り発酵バタークロワッサン食パン」は完全にパンであり、銀座に志かわらしさを感じる美味しさ。北海道山中牧場産のプレミアム発酵バターを使用しているだけあって、芳醇な風味が特徴的だ。こちらはトーストも美味しい。
総じて『至極』には、「自分で1万円出して購入はしないけど、1万円の食パンセットがあるならこうなるのか」と感じた次第である。1万円の食パンという事実そのものにバリューがあるのかもしれない。
なお『至極』を購入希望の場合は、受取希望日の5日前までに予約する必要がある。予約期間は10月15日から12月15日まで。電話・WEB・店頭・FAXにて受け付けているので、購入希望の方はこちらのページを確認して欲しい。また販売数量は1000セット限定で、配送にも対応しているそうだ。
というわけで、当初の予想とは違ったが「1万円の食パンセットが発売された」という事実は変わらない。最後に銀座に志かわさん、いずれ「1万円のプレーンな食パン」の開発をお待ちしております。自分では買えないけど。
参考リンク:銀座に志かわ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
P.K.サンジュン













































