毎日暑っついな~。暑い時こそ、ご飯をしっかり食べるべき……なのだろう。しかしながら、あまりに度を逸した暑さ故、食べる気分にさえならないというのが実情ではなかろうか。そこで今回は無理やりにでも食欲を沸かせるべく、とあるモノを紹介したいと思う。

その名は『ゴールドソフト』。ヤマザキパンが予約限定で販売している食パンだ。 “最高級” を謳っているのだが、一体全体通常のヤマザキ食パンと何が違うのか。注文して食べてみることにした。

・高級食パンの先駆けか

ヤマザキパンの『ゴールドソフト(税込1620円)』は、デイリーヤマザキとヤマザキショップで2週間に1度だけ販売されている予約限定商品。オンラインショップで購入すると、毎週金曜日に発送されてくる仕組みだ。つまりネットでポチっとすれば、後は到着を待つだけ。

なんでも、こちらの『ゴールドソフト』は1991年ごろから販売されているとのこと。発売から30年近く経つ、ロングセラー商品だ。近年流行りの高級食パンの先駆けのような存在、と言えるだろう。

・見た目からして違いは明確

記者は指定された日にデイリーヤマザキに行き、レジで『ゴールドソフト』を受け取った。渡された箱を受け取ると、思った以上にズッシリとしていてビックリ。危うく落としそうになった次第である。3斤分あるので、まあ当然かもしれないが、予想外の重さだったのだ。

家に持ち帰り封を開けると、フワっとバターのようなまったりとした香りがする。包丁を入れたところ、色が黄色い! 見た目からして、違いは一目瞭然だ。説明書きによれば、厳選した小麦粉や卵などの原料を厳選し、生クリームやバターは自社従来品の約2倍入っているらしい。

・そのまま食べても美味しい

ひと口かじると、そのままでも十二分に美味しい。食感はデニッシュに近く、サクサクッとしているぞ。オーブンで焼けば、より一層バターの香りが際立つ。口に入れると、焼く前よりもクリーミーさが増しているではないか。

念のため同社の「ダブルソフト」を購入して『ゴールドソフト』と比較してみたが、全く別の食べ物だった。どちらも美味しいが「ダブルソフト」はあっさりし過ぎており、味や香りのリッチさでは『ゴールドソフト』が勝っていることは明らか。

食欲がないシーズンでも『ゴールドソフト』であれば、もりもり食べられること間違いなしだ。少々値段が張るモノの、暑い中頑張る自分へのご褒美(ほうび)と思えば良いだろう。公式サイトによれば、冷凍すると約1カ月はもつらしいので安心してくれよな。

参考リンク:ヤマザキパン ゴールドソフト
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼最高級を謳うヤマザキの「ゴールドソフト」

▼そのまま食べても美味しい

▼クリーミーでクロワッサンのような歯ごたえだ

▼ダブルソフトと比べてもその差は歴然! 個人的にはダブルソフトのあっさり具合も好き

▼生クリームやバターがたっぷり入っているようだぞ