今から43年前の1983年は、昭和58年。東京ディズニーランドが開園し、ファミリーコンピュータが発売され、さりげなくカロリーメイトが誕生した年。ざっと半世紀前のことである。

2026年10月14日、ケンタッキー・フライド・チキンが43年ぶりに鶏もも肉を採用した『オリジナルチキンバーガーズ』の発売を開始した。43年ぶりのチキンバーガーはどんな仕上がりなのだろうか?

・43年ぶりの鶏もも肉

公式発表によるとケンタッキーの大定番バーガー「チキンフィレバーガー」が誕生したのが43年前のこと。以来、ケンタッキーのチキンバーガーは鶏むね肉が採用されていたという。だがしかし……。

「ケンタッキーといえばオリジナルチキン」のイメージを打破すべく、バーガーの刷新を検討。結果「素材の刷新」と「製法の再構築」を組み合わせ『オリジナルチキンバーガーズ』が誕生したらしい。

すでに『オリジナルチキンバーガーズ』は地域限定で先行販売を実施しており、十分な手応えを得られたとのこと。本格的な開発に着手してからおよそ1年半、満を持しての登場ということになりそうだ。

・全6種類

さて、その『オリジナルチキンバーガーズ』は「オリジナル」「レッドホット」「チーズ」「てりやき」の4種類に加え、厚切りベーコンやまるオムレツを加えた「プレミア」「プレミアチーズ」の全6種類で展開される。

また期間限定で恵比寿にバーガー専門店・KFCならぬ「KFB」をオープンするなど、ケンタッキーは43年ぶりの鶏もも肉バーガーにやる気十分。というわけで『オリジナルチキンバーガーズ』を試してみることにした。

・食べてみた

注文したのは『オリジナルチキンバーガー(490円)』と『プレミアバーガー(750円)』の2種類。レッドホットなども気になるが、まずは基本から押さえておくべきだろう。

まずは『オリジナルチキンバーガー』を食べてみると、あら。結構美味しいかもしれない。チキンは当然ながらジューシーでパサつき感はゼロ。ブリンブリンの食べ応えはやはりもも肉ならではだ。

衣もオリジナルチキンに近く “ケンタッキーらしさ” を十分に感じた。酸味のあるソースはさほど主張が強くなく、あくまで主役はチキン。まとまりの良さを感じる、とても美味しいチキンバーガーである。

お次に『プレミアバーガー』を食べてみたところ……なるほど。バンズとチキンまでは同じだが、ベーコンとガーリックペッパーマヨソースがまあまあ強い。特にベーコンはオリジナルチキンの後味を消してしまうくらいの強度があった。

もちろん美味しいチキンバーガーではあるものの、シンプルな『オリジナルチキンバーガー』と比較して鶏もも肉のインパクトを感じづらい構成ではある。ややとっ散らかっていた印象で、個人的には俄然『オリジナルチキンバーガー』がオススメだ。

なので43年ぶりに解禁された鶏もも肉バーガーを食べるなら、まずは『オリジナルチキンバーガー』がいいだろう。来週はマックから新チキンバーガーが出るらしいが、両者の違いにも注目したい。

参照元:ケンタッキー・フライド・チキン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.