
2026年8月、格安大容量の韓国系コーヒーブランドが都内に続々と出店した。先行して都内に複数店展開している「マンモスコーヒー」についで、8月6日に「ぺクスダバン」、14日に「ジェイエムコーヒー」、17日に「マスコーヒー」、20日に「リッタースペース」と、一気に5ブランドが都内にひしめき合っている状況だ。
そんななか日本の企業も格安大容量コーヒーのブランドを立ち上げていることが、読者からの情報でわかった。実は韓国ブランドの出店ラッシュからさかのぼること約半年、3月末に東京・青山の一等地に「東京プラッツコーヒー」は誕生していた。
ベンティサイズ(650ミリリットル)のアメリカーノが1杯280円、この界隈ではダントツの安さを誇るコーヒーショップである。
・青山の一等地で280円
お店は東京メトロ銀座線の外苑前駅1b出口から、徒歩約3分のところにある。この界隈は高級ブランドやオシャレなカフェが立ち並んでおり、どちらかといえばハイソなイメージがある。
そのなかにあって、280円のアメリカーノのインパクトはかなりデカい。が! 店構えは割と地味だ。そこがお店と気づかずに私は1回素通りしてしまった。もしかしたら、普段は行列ができているのかもしれないが、この日は都内は豪雨で、傘をさして足早に通り過ぎる人ばかり。大容量のアイスコーヒーを飲むには、すでに寒いしね……。
・大容量のアイスを飲むにはもう寒い……
店頭の看板を見ると、ここも大容量カップでドリンクを提供していることがわかる。「巨人」サイズのカップは32オンスで960ミリリットルに相当するそうだ。おおむね1リットルと考えて良いだろう。それが430円。たしかマンモスコーヒーは940ミリリットルで400円だったはず。だいたい同じくらいの相場と考えて良いだろう。
各ブランドの容量と値段については、本稿末に早見表を載せておくので、参考にして頂きたい。
ここも他のブランドと同じく、電子端末でのオーダーとなる。おすすめメニューにはコーヒー・ティー・ラテのほかに、ピーチティーにエスプレッソを加えた「アシャッチュ」という聞きなれないものもある。
コーヒーには塩コーヒーやオレンジコーヒーなど、日本でも少しずつ浸透してきたものも用意されていた。巨人コーヒーを頼もうかと思ったけど、アイスオンリー。この肌寒い日に、1リットル近い冷たいコーヒーを飲み切る自信はない……。
よって私は、ホットのアメリカーノLサイズ(税込280円)にすることに。レギュラーサイズだと60円引きなので、220円!? コンビニ並みの価格じゃないの。こりゃ安いな。豆の種類をダークかフルーティの2種から選べるのもうれしい。
こちらがプラッツコーヒーのアメリカーノです。ベンティサイズだからデカいな。しかもアツアツで、スリーブつけてもアツい! アツ過ぎるんだけど! まあ、しばらく冷めそうにないのはいいんだけど。
フタを開けて中を覗くと、意外と液面は低かった。といっても、ギリギリいっぱい入れられてこぼれるのも困るので、まあ適正量なのかも。
味はボディが強く、どっしりとした重量感があって私の好みの味。この量で飲み応えのある味、それが280円はかなりお得だと感じる。他の韓国ブランドのような派手さはないけど、きっと着実にこのエリアの顧客をつかんでいるに違いない。
・格安大容量コーヒーブランド早見表
これまで日韓合わせて6つの格安大容量ブランドのコーヒーを飲み歩いてきた。改めて各ブランドで提供しているアメリカーノの最大容量と価格を整理しよう。なお、この価格は訪問時のものを参考にしている。
単純に量と価格だけを見れば、新橋のマスコーヒーと五反田のリッタースペースはパフォーマンスが高い。立地を考慮すると青山で430円で提供している東京プラッツもなかなかだ。
サイズは小さくなるものの、スペシャリティコーヒーを提供するJMもかなり健闘している。いずれのブランドも創意工夫で、量と安さの両立を追求していると言えるだろう。
アイスは氷があるので安く出し易いが、ホットはどうだろうか? これからホットコーヒーのシーズン。各ブランドの腕の見せどころである。
・今回訪問した店舗の情報
店名 東京プラッツコーヒー 青山店
住所 東京都港区南青山2丁目22-17 センテニアル青山1F
時間 7:30~19:00 土日11:00~17:00
定休日 祝日
参考リンク:東京プラッツコーヒー
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
佐藤英典











































