レトルトカレーは「手軽に美味しい」を実現する便利な商品。ただ食べるだけでなく、いざというときに備蓄としても重宝する。しかしながら、スーパーに買いに行くと商品が多すぎて、どれが自分に合うものなのかまったくわからない。少しずつでも味見をできたら良いんだけどなあ~……

その望みを叶えてくれるイベントが、東京・伊勢丹新宿店で開催中だ。2026年8月19日から期間限定で始まった「ISETANカレーフェス 2026」の会場には、「レトルトカレーBAR」なるブースがあり、日替わり6種のレトルトカレーのなかから、3種を選んでそれぞれの味を楽しむことができる

・花椒を使ったジェラート

ISETANカレーフェスは毎年、地下の食品売り場「フードコレクション」で実施されていたものなのだが、今年は6階催事場で8月19~24日までの6日間の日程で行われている。19~21日、22~24日の前後半に分けて、一部店舗が入れ替わる予定だ。


出店は全38ブランド。都内はもちろん、大阪や京都などの名店が一堂に会している。


それらの中で私が注目したのはジェラートである。カレーもまあ、気にはなるのだけど、スパイスを使ったジェラートの方が、どんな味なのか断然興味を惹かれてしまった。提供しているのは、世田谷・経堂のスパイスカレーの名店として知られる「カルパシ」

「カルダモン・マスカルポーネラッシー」「花椒・ショコラーデ」「焦がしマスタードシード・ココナッツ」「タマリンド・パイナップル」「ローストチリ・グァバ」「アニス・チョコミント」の6種の中から2種を選ぶ。価格は税込700円


私はスパイス感を楽しみたかったので、焦がしマスタードシード・ココナッツと花椒・ショコラーデを選んだ。それぞれ味わってみると、ココナッツは自然な優しい甘さの中に、マスタードシードのほのかな辛みを感じる。


一方の花椒・ショコラーデは、花椒(ホアジャオ)の容赦ない辛味! やや痺れを伴っており、そこまでするか! というくらいの辛味がある。だが、それがチョコレートの甘さを引き立てており、華やかさをそえている。

チョコレートと花椒が合うとは知らなかった! これは美味しい、辛味が苦手な私でも美味しく食べることができた。


・レトルトカレーを食べ比べ

会場奥には「レトルトカレーBAR」がある。これはレトルトカレー3種盛りを税込1100円で提供する、イートインコーナーだ。


日替わりで6種のカレーを用意しており、これらの中から3つを選ぶことになる。この日のラインナップは「アンジュナ:カルダモン香るマトンキーマ」「ほうれん草とごぼうのセサミチキン」「The BEEF CURRY 黒毛和牛 牛すじカレー」「negombo33 監修 ポークビンダルー」「カレーの店マボロシ監修 ポークカレー」「マドラスカレー大阪甘辛ビーフカレー」だ。


それらの中から、私は牛すじカレー・ポークビンダルー・ポークカレーの3つを選んだ。


食べ比べたところ、牛すじカレーがブッチギリで美味かった。黒毛和牛の旨味がしっかりしていて、これがレトルト!? と思うほど、安定感の高い味。それが税込972円で味わえるとは。お店に行かずとも、本格的な味を自宅で楽しめてしまう。


そんなわけで味が気に入ったので、牛すじカレーと同じくThe BEEF CURRYの「黒毛和牛と7種の野菜」(税込648円)を購入。味が気に入ったら、その場で買えるのもいいね。


それから本場のインド人シェフによる手作り無添加インドカレーをパンにした「スパイシア」のパンを2種購入。


ひとつは、パンにご飯を詰め込んだ「ビリヤニパン」(税込550円)。もうひとつが「チャイパン」(税込380円)。

ビリヤニパンは、イタリアのライスコロッケ「アランチーニ」みたいなものを想像していたけどちょっと違って、思った以上にちゃんとしたビリヤニ。パンを食っているというよりも、ずっと米を食っているという感覚が強い

チャイパンの方は、生地がとても柔らかく、まるでスパイスのきいたチャイ風味のわらび餅を食べているみたいだ。どちらも個性的で、ヨソでは味わうことのできない独創的なパンである。


なお、会場に行けないという人は、三越伊勢丹の通販サイトでカレーフェスの販売商品の一部を通販しているので、そちらを利用して頂きたい。

それにしてもレトルトカレーBARは良い仕組みだ。こんな風にレトルトカレーを試食できるお店が増えてくれることを願っている。


・イベント詳細

名称 ISETANカレーフェス 2026
場所 伊勢丹新宿店 本館6階 催物場(東京都新宿区新宿3丁目14-1)
会期 2026年8月19日〜8月24日
時間 10:00〜20:00(最終日18:00)

参考リンク:三越伊勢丹
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24