私(中澤)は選択肢が苦手だ。失敗したら嫌だなと考えてしまう。小さな選択肢でも良い方を選びたい。今回、中国南方航空で出会った選択肢もそう思った1つだった。その選択肢とは機内食。スチュワーデスさんは聞いてきた。「チキンにしますか? ポークにしますか?」と。

羽田~北京の4時間くらいのフライトでも機内食って出るんだなあ。海外旅行をほぼしたことがない私はまずそう思ったわけだが、ゆえにこの選択肢は迷う。ポークとチキン、どっちが正解なのか? もしくは正解なんてないのか?

・チキン

いくら迷っても両方食べるのは不可能な機内食。しかも、スチュワーデスさんが返答を待つ状況下だ。ん~……チキン! そんな感じで考える余裕もなく、ほぼ反射のようにチキンを選んだ私。やって来た機内食は……

思ったより豪華だな。

・彩りがある

おひたしやつくね、玉子焼きにかまぼこなどサイドメニューまでついていて、なぜかパンまでセットになっている。なにより、メインメニューであるチキンライスが思ったより凄い。

チキンがゴロッとしているだけでなく、そのチキンの下にはそぼろが敷かれている。半分が肉そぼろで半分が卵そぼろという2色なのも良い。食べてみると味的にもテリヤキ風の甘辛味で和風を感じた。売れ線の駅弁みたいである。


・同じフライトのポーク

機内食って飾り気がないイメージだっただけに、ひとときの彩りが予想外であった。やるやん、中国南方航空。ポークの方もこういう感じなんだろうか? そこでポークも見せてもらうことにした。

今回のフライトは中国本土で食べ歩くYouTubeチャンネル『ブッチ旅』の取材に同行するためのもの。その『ブッチ旅』ディレクターの北斗さんがちょうどポークを選択していたのである。

これにより、1人では不可能な同じフライトでポークを選んだ場合の世界線を知ることができたわけだ。そんなわけでポークの内容は以下の通りであった。

細切りポークの中華風炒めとご飯、キクラゲやもやしのちょっとした炒め物がポン、ポン、ポンと入っている。ポークは素朴……もとい機能的な食事の雰囲気だった。そうそう、チキンを選ぶ前の私の機内食のイメージってこういうのだったんだよな。

しかし、今の私はチキンを知ってしまった。あの食べ終わった後の期待を超える満足感を。もうポークには戻れない。チキンかポークの2択で、なぜかチキンが圧勝していた中国南方航空の機内食。また乗るのはいつになるのか分からないが、自分へのメモも含めてここに比較結果を残しておきたい。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼チキンの圧勝だった

▼ちなみに、デザートはハーゲンダッツ

▼おやつにナッツとレーズンが入った中国系のお菓子が出ました