路線の複雑さで知られる東京の電車。上京して20年くらい経つが、私(中澤)はたまに乗り降りを間違える。住んで体で覚えててもこれなんだから、東京の電車ってやはり複雑だし、私は私で電車音痴なんだろう。

と諦めていたのだが、先日、札幌市営地下鉄に乗ったところ感動した。車内案内のディスプレイがめちゃくちゃ分かりやすかったのである。

・今どこだっけ?

私がよくやってしまうのは、目的地の駅や乗り換えの駅を通りすぎてしまうことだ。スマホを見ているうちに夢中になって「あれ? 今どこだっけ?」となるパターンが多い。で、その時乗ってた札幌市営地下鉄南北線でも「あれ? どこだっけ?」をやらかしてしまった。

・直感的すぎる表示

ヤバイ! ほぼ初めての路線だからオーバーしてるのか、それともまだなのか欠片も分からない……! 次降りるべきか……焦りながら車内のドア上のディスプレイをダメ元で見たところ……

どこかめっちゃ分かりやすい! 路線の駅名が並んでいて通り過ぎた駅は光が消え、これからの駅はランプが点灯しているというシンプルなシステムで、焦って見ても自分の位置が直感的に理解できた。

・そこで思い当たった車内表示

結局、まだ目的駅には着いていなかったため、間違えずに降りることができたわけだが、思えば東京だとこうはいかない。なぜなら、焦ってドア上の表示を見ると、NEXTの駅名だけ大きく表示されていることがよくあるから。

駅名だけでその前後数駅の表示がない場合、「あれ? 今どこだっけ?」状態の時に通りすぎたのか、まだなのかが分からないのだ。もちろん、東京の電車のディスプレイも、切り替わる1ページには路線図があるんだけど、切り替わりまくる表示の1つゆえに、結局駅を出るまでその簡易路線図が表示されないこともある。

・目からウロコのディスプレイデザイン

しかし、今回札幌で見た案内は、デジタル表示のディスプレイの上に専用版としてデザインされていた。つまり、常に確認できる。確かに切り替わる表示とは別にデザインしてしまえば、画面が切り替わって見れなくなることがない。これは目からウロコだ。

東京の電車では近頃、車内ディスプレイでCMとか動画が流れていたりするけど、私からするとその進化は明後日の方向である。『TRAIN TV』も確かに見てしまうことあるけど、個人的には「そんなんいいから札幌市営地下鉄のディスプレイデザインを取り入れて欲しい」と切に思ったのであった。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼ちなみに、東西線では液晶抜きの簡易路線図だけのパターンも。これだけで十分な気もする