
毎年「北九州市の成人式」を取材するために、前日は市内に泊まっている。ド派手な新成人は早朝どころか夜明け前から着付けやヘアセットを始め、準備が整い次第、次々と会場に集まってくる。私も早めに会場付近もしくは貸衣装店「みやび」で待ち構えたいからだ。
ところが今年は前日も遅くまで予定が入っていたため、やむなく当日朝に東京から北九州へ移動することになった。朝7時半のANA便に乗れば9時半に北九州空港、10時過ぎには小倉駅に到着できる計算である。
ただ、北関東在住の私が早朝便に乗るためには、前夜のうちに羽田周辺にいなければならない。そこで選んだのが、羽田空港第1ターミナル直結の「ファーストキャビン」だった。早朝便・深夜到着に最適な宿なので詳しく紹介したい。
・羽田のファーストキャビン
この日は用事を終えて21時過ぎに自宅を出発。羽田空港第1・第2ターミナル駅に到着したのは23時半過ぎだった。
案内によると空港内のコンビニは23時閉店らしく、深夜0時30分以降はターミナル自体が閉鎖される(宿泊者用の夜間通用口はあり)という。いくつか注意点はあるものの、空港直結という立地を考えれば余裕で許せる範囲だ。
・事前チェックイン
電車内でWEBチェックインを済ませていたため、到着後の手続きもスムーズだった。
さて、館内にはラウンジスペースがあり、小腹が空いていた私はカップ麺を購入。一瞬で完食した。
宿泊者はスペシャルティコーヒーが無料とのこと。今回は時間も遅かったので控えておいたが地味に嬉しいサービスである。
またWi-Fiも完備されており、実際にラウンジではノートPCを広げて仕事をしている人や、翌日の移動に備えて旅の準備をしている人の姿も見られた。全体的に落ち着いた空気感である。
・大浴場へ
軽く休憩してから大浴場へ。時間が限られている中でも、しっかり湯船に浸かってリラックスできるのはありがたかった。
移動前夜に慌ただしくシャワーを浴びるだけでは疲れが取れないだろう。翌日の新成人取材にも影響が出かねない。この一手間が翌朝のコンディションを大きく左右するのだ。
・キャビンへ
いよいよキャビンへ。キャビンは「ビジネスクラス」「ファーストクラス」の2種類で、今回利用したのはリーズナブルなビジネスクラスキャビン。
いわゆるカプセルホテルに近い形だが、実際に入ってみると全然違う。天井が高く圧迫感がほとんどない。座って着替える余裕があるほどで、快適さも確保された個室といった感覚。
ベッドもふかふか。このまま寝るだけだが、寝心地は文句なし。時計を見ると深夜1時を回っていたが、何度も言うように空港直結だから翌朝が早くても無問題。安心して目を閉じられるし、気がついたら一瞬で眠りに落ちていた。
5時半起床で朝風呂で目を覚ましてから身支度を整え、そのまま出発ターミナルへ向かうだけ。移動時間はほぼゼロ。1分でも長く寝たい & 朝はなるべく判断力を使いたくないという方にとって最適の環境と言えるだろう。
・直結は強い
早朝便を利用する際、前泊はどうしてもハードルが高く感じられがちだ。絶対に寝坊できない状況だが、羽田のファーストキャビンなら精神的にも肉体的にも余裕が生まれる。今回のような取材前夜にはかなり有効だった。
ちなみに楽天トラベルで料金は7500円から。この立地と安心感を考えれば、十分に納得できる価格だと思う。
・出発ターミナルといえば
最後に余談だが、羽田空港の第1・第2ターミナルは航空会社に含まれる「A」の数で覚えることができる。
JALは「A」が1つなので第1ターミナル、ANAは「A」が2つなので第2ターミナル。意外と知られていないが覚えておくと便利だ(成田空港は逆でJALが第2ターミナル・ANAが第1ターミナル)。しかし例外もあって……
私が利用した北九州行きのANA便は、スターフライヤー(SFJ)とのコードシェア便で第1ターミナルからの出発となる。慣れていれば問題ないが「ANAだから第2ターミナル」と思い込んでいると普通に乗り過ごす可能性もあるので要注意。
──そんなこんなで今回はスムーズに搭乗。無事に北九州空港へ到着し、予定どおり小倉駅へ。開場時間にはもう “祭り” が始まっていた。
とにかく羽田空港直結のファーストキャビンはかなり頼れる存在だと実感した。この立地で大浴場付き、ギリギリまで眠れるのはかなり強いぞ。羽田利用の際の選択肢として覚えておいて損はないだろう。それではまた!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称 ファーストキャビン 羽田ターミナル1
住所 東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田空港第1旅客ターミナル1階(羽田空港第1旅客ターミナル1階到着フロア)
参考リンク:楽天トラベル「ファーストキャビン 羽田ターミナル1」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
▼ビジネスクラスキャビン
▼宿泊者はスペシャルティコーヒー無料
▼ランドリーコーナーもある
砂子間正貫



















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