かれこれ5年ほど『貝印の福袋』を買い続けているが、今年のヤツはマジのガチでスゴい!!!! ……とか言うと「去年まではスゴくなかったのか?」というイチャモンが聞こえてきそうだが、今はそんなノイズに構ってる場合じゃない。

今回紹介する貝印福袋2026を見てまず驚くのは、恒例の「包丁」が入っていないことだ。つまり「もう包丁は足りている」というリピーターも必見の内容ってこと。では包丁の代わりに何が入っているのかというと……

昨今、大ヒットを記録しているアレだッ!!!!

私も知らなかったので今からご紹介するッ!!!!!

・いざ開封!

貝印福袋2026はベージュ」と「オールドラズベリー」の2色展開。内容はどちらも同じ全10アイテムとなっている。刃物メーカーの福袋でありながら “包丁が入っていない” 衝撃ラインナップは以下のとおり。

・軽いフライパン 20cm
・軽いマルチ炒め鍋 24cm
・キッチンハサミ
・ピーラー
・握りやすい菜箸 27cm ヘラ付き
・オールナイロン目盛り付きお玉
・オールナイロンヘラ
・シリコーン保存バッグ 450ml
・シリコーン保存バッグ 700ml
・シリコーン保存バッグ 1000ml

フライパン2個キタァァアア!!!! ……という歓喜は一旦おいといて、気になるのはシリコーン保存バッグ』がサイズ違いで3つも入っている点。

恥ずかしながら私は初めて知ったのだが、シリコーン保存バッグとは、ここ数年で一気に市民権を得たキッチン便利グッズらしい。中でも貝印のシリコーン保存バッグは、情報メディア『LDK』の「冷凍保存アイテム比べてみる企画」でベストバイを獲得した超人気商品なのだそう。ならばさっそく使ってみるとしよう!

まず「パスタを半分に折ってバッグに入れる」。

それから「水と材料をぶちこみ」、「レンジで所定の時間加熱」すれば……

あっという間に『トマトとツナのパスタ』の完成だ!!!


え、さすがに早すぎん!?


・これが令和の手作りだ

「保存バッグのはずでは……?」と心の中で疑念を抱いていた私だが、途中でなんとなく察した。そう……シリコーン保存バッグは “保存” のほかに “調理” もできるのである。あまりにも簡単だけど、味のほうは大丈夫なのだろうか?


メチャウマだった。


たまたま居合わせた佐藤記者にも食べさせてみたところ……


佐藤「うん、うまいよ! 手作りか?」


嬉しそうな佐藤記者を前に、胸を張って「手作りです」と言えない昭和生まれの自分がいた。が、このパスタが100%完全な手作りであることは、まごうことなき事実である。ただ簡単すぎて怖いだけ……これが “令和の手作り” か。

パスタに厳しそうな御花畑記者にも試食してもらおう。


御花畑「うん、おいしい。これが貝印のシリコーンバッグなんだね。いいな、私も買おうかなぁ」


さすが女子代表。シリコーン保存バッグの台頭など、とうの昔に把握していた様子である。「シリコーンバッグはいくつか使ったけど、これはカワイくて造りがしっかりしてる」と御花畑記者。なお油ギトギトになったシリコーン保存バッグであるが、普通の洗剤洗いor食洗機で簡単にキレイになるぞ。これが ”令和の自炊” か……!

なおシリコーン保存バッグで作る時短レシピの詳細は、貝印の公式YouTubeをご覧ください。


・シリコーン保存バッグすごない?

また驚くべきことに、シリコーン保存バッグは「米を炊く」こともできるらしい。本気で言っているのだろうか?

バッグに研いだ米と水を入れ、30分ほど浸水させる。あとは600Wのレンジで12分加熱ののち、10分蒸らせば……


本当に炊けた。



おいしいご飯だった。


これが令和の炊飯らしいので、炊飯器の購入を考えている人は一旦シリコーン保存バッグを試してみたらいいと思う。

それからシリコーン保存バッグは、余った食材を入れてそのまま冷凍保存することも可能。シリコーン “保存” バッグなのに「保存することも可能だよ」ってのも妙な話だが……これも万能すぎるがゆえのことである。

他にも冷蔵、湯煎、オーブンなど様々な調理法に対応し、急激な温度変化( −40℃から230℃まで)にも耐えてくれるシリコーン保存バッグ。下ごしらえから保存までオールインワンで調理できるので、洗い物が極端に少なくてすむのが最大の魅力だ。しかも繰り返し使えて経済的! 最高か!


・何度も言うけど今年は「買い」

さて。シリコーン保存バッグ×3だけで本来は4070円するところを、貝印福袋2026にはまだ7つものキッチンアイテムが入っていることをお忘れなく。今年は貝印が誇るキッチンブランド「Nuantone(ニュアトーン)」シリーズで統一されている。

まずワイ歓喜のフライパン×2。フライパンには消耗品という側面があるため、なんぼあっても困らないのが特徴だ。

炒めもの向きの深めサイズと、軽量な小ぶりサイズ。どちらもサブ・フライパンとして活躍しそう。

残る5アイテムは菜箸、ピーラー、キッチンハサミ、オールナイロンヘラ、オールナイロンお玉 。どれもキッチンにおける絶対的スタメン。これほど捨てアイテムが1つも無い福袋って珍しいと思うんスけど、みんなはどう?

以上、実用性満点のキッチンアイテムが10個入った貝印の2026福袋は、何度でも言うけど7700円(税込)である。ハッキリ言うけどコレは「買い」。数量限定だから急げ!!!

参考リンク:『フライパンが必ず入った新春福袋 10点セット(ベージュ)』『フライパンが必ず入った新春福袋 10点セット(ラズベリー)』『包丁が入った関孫六 新春福袋 7点セット 2026』『SELECT100 新春福袋 6点セット 2026
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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