大型ホームセンターの「ハンズ」が“東急”ハンズではなくなったのは、2022年10月のことである。いまだに私(佐藤)は東急ハンズと言いそうになってしまうのだが、今はカインズの子会社である。
その東急……、いや、ハンズの福袋を紹介しよう。ハンズは豊富に取り扱う商品を上手にまとめて販売するのが得意だ。今回購入したのは「アイラップお買い得6点セット」だ。アイラップ好きの私にはまさしく福袋、これで充実した1年を送れそうである。
・「あると便利」を詰め込んで
ハンズがいかにまとめ販売上手かをご理解頂くために、過去の販売商品を軽く紹介しよう。
2020年に購入したのは「ノーマディック」というブランドのバッグ5点が入った「カバン福袋」。当時の販売価格は税別1万円である。リュック・フラップショルダー・ペンケースなどが入っていた。1万円でカバン類がひと通り揃う良い内容だった。
2022年に購入したのは「防災食セット」である。税込2300円で「IZAMESHI」という保存食ブランドの商品が7食分入っていた。「いざ」のための保存食を、1度で買いそろえることができた。これまた良い内容である。
ヨソの福袋のように、派手さも大きなお得感もないかもしれない。だが、毎年「あると便利」なアイテムを上手くまとめている。そこにハンズらしさを感じられる。商品を熟知しているからこその福袋ではないだろうか。
・アイラップ調理
2022年の10月にブランド名が変更になって、福袋を買いに来るのは今回が初めて。「HANDS」の店舗ロゴがなかなかしっくり来ないんだけど、もうそろそろ「東急」のことは忘れてしまわないとな。いつまで引きずってるんだよ、俺……。
今回購入したのは、アイラップの6点セット。販売価格は税込980円である。
袋のラップ「アイラップ」は食品保存はもちろん熱にも強いので調理にも使える優れモノだ。私は一時、アイラップ調理にハマって焼豚やカオマンガイ、蒸しパンを作ったことがある。
下処理をした具材をアイラップに放り込んで、あとは加熱するだけ。複雑な料理もカンタンに作ることができるのでとっても便利! 私はアイラップが好きだ!
・全350枚
まずは定番の60枚入り「アイラップ」。縦35センチ × 横25センチのお馴染みのサイズだ。これがキッチンにあるだけで、私は穏やかな気持ちになれる。
続いて、エンボス加工を施した「アイラップ100」。アイラップ好きを自負しておきながら、これを目にするのは初めてだ。この1箱に100枚も入っているなんて、なんて心強いんだ! ゲームで強力な防具を手に入れたような安心感があるな。
そして縦25センチ × 横15センチ、30枚入りの「アイラップミニ」。このサイズならカバンに入れて持ち歩くこともできそうだ。いつでもどこでもアイラップ! なんぼあっても困らんからねえ。
そして、アイラップから生まれた便利商品のひとつ「おにぎりぽっけ」だ。
これは主婦の声を反映し、商品化された進化形アイラップである。おにぎりを作る時にラップを広げる手間を省くために開発されたものなのだとか。
器におにぎりぽっけ1枚を広げて、そこにご飯を乗っける。
そのまま握って包めばおにぎり完成! ラクチン!! 手も汚れないし衛生的! お弁当作りもはかどる!
おにぎりぽっけを除く全商品の総アイラップ枚数は350枚! 毎日1枚ずつ使っても年末まで余裕で過ごせる。やったぜ、今年のアイラップはコレで十分だ~!!
そんなわけで、今年ハンズの福袋もピンポイントで役立つ内容だった。これからも「あると便利」な商品を提供し続けてくれることを願っている!
・今回訪問した店舗の情報
店名 ハンズ渋谷店
住所 東京都渋谷区宇田川町12-18
時間 10:00~21:00
定休日 元日
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24