渋谷を歩いていたらケバブを食べたくなる。秋葉原もそうだけど、近年、渋谷もケバブ屋が増えている。センター街とか、気づけばケバブ屋だらけだ。私(中澤)も『SHIBUYA KEBAB渋谷センター街店』でたまに買ったりするけど、買う度に思う

「これ家で作れないかな?」と。基本焼肉だし、味付けさえなんとかなれば……。と、そう思っていた矢先、カルディオリジナルでぴったりな商品を見つけた。

・和えて焼くだけ

その名も『ケバブの素(税込198円)』。なんと、肉につけて焼くだけでケバブができるという代物だ。焼くのもフライパンで普通に焼いたらOKなことがパッケージ裏に書かれている。こういうのが欲しかったー!

まさかケバブを日本の家庭で作りたいなどというニッチな需要に応えてくれる商品をカルディが作っていようとは。その隙間に刺してくるセンスはさすがと言わざるを得ない。売れているのかは不明だけど、とりあえず私の需要には突き刺さったため買ってみた。198円だしね

・家ケバブだからできるアレンジ

ケバブは中東の食べ物なので使用する肉は鶏か牛か羊が基本だ。豚肉が使われないのは宗教上の理由から。ゆえに、日本のお店でもメニューに豚肉のケバブはない。しかし、私はイスラム教徒ではないし、家でケバブを作れるなら店に存在しないメニューを試せるというのは利点の1つと捉えることができるだろう。

そんなわけで豚ばら肉でケバブを作ってみることにした。前述の通り作り方は簡単。ソース状になっている『ケバブの素』に肉を15分漬け込んでフライパンで焼くだけである。


・ガチでケバブ

作り方を見直すまでもないシンプルな工程にもかかわらず、フライパンから立ち上る香りが圧倒的にケバブだ。近所の人もケバブ屋さんが来たと思ってるに違いない。そして、完成したのが……


こちらです。勢いでアボカドもトッピングしてみました。


食べてみたところ……

派手な味が舌の上を駆け巡った。スパイシーさと豚の旨みが大音量を出してパレードするようなその味は、いっそ南米じみたテンションだ。1,2 サンバ! サンバ!


・しっかりした味

豚肉という翼で海を越えた『ケバブの素』。味が濃く下味が大分しっかりとつくソースだったので、鶏もも肉で作っても物足りなさはないだろう。

ちなみに、今回使った肉は264gで683円なのでソースと合わせても881円。渋谷のケバブ屋はチキンケバブ1個が800円くらいするので、ソースと肉を和えて焼くだけでピタパンに収まりきらないくらいケバブが食べられることにはコスパの良さが感じられた。

家でケバブを好きなように食べたい時はマジで便利で超最高。でも、そんな衝動を私以外の人が感じているのかが謎のため小声でお伝えしたい。これ、オススメっスよー。

参考リンク:カルディコーヒーファーム・オンラインストア
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼家ケバブが最高でした