年齢を重ねるごとに、服選びはよりシンプル、より快適に過ごせるものを優先するようになった。まずはコスパが大事で気兼ねなく使えるほどいい。

よって、ユニクロやワークマンあたりを好んでいる最近なのだが、この夏になって対策急務の新たな問題が浮上してしまった。結構透けるのである。

・透ける白T

事の始まりは白いYシャツをいくつかまとめて買ったことからだった。今年は早くも猛暑が始まってしまったため、涼しければ涼しいだけいい。そんな考えのもと、ユニクロとワークマンで接触冷感を推してるものをチョイスした。


まぁどこにでもあるような白Tだし着やすいな。そう思っていたら……あれっ?


薄くて涼しいぶん、体の動かし方によっちゃ結構透けている瞬間があるではないか。特に胸を張るとなかなかの透けっぷりで、自分でも分かるくらいだから不安になった。

なにせ、シャツが透けたオッサンなんて地獄でしかないのだから。気にしすぎかもしれないが、ここは周囲に配慮した着こなしをすべきであろう。

・透け防止インナー

ってことでワラにもすがる思いで見つけたのだが、透けにくいようにしてくれる「インティー」というグンゼのTシャツ専用インナーである。


購入時点でAmazonベストセラー1位の星4.1。口コミも3000以上ついてコレならやってくれそう!


値段は1650円(Amazonプライムデー先行セール期間に確認したら15%オフの1402円)。

透けについてググったら「透けるのを防ぎたいときは、肌の色がうまく馴染む色を選ぶといい」と書いてあったので、色はクリアベージュにしてみた。


数日後に商品が到着。中身を取り出すと実物はこんな感じだった。特徴としては首元に余裕があること、そして……


脇パッドがついているあたりだろうか。なお、本体の素材は「ポリエステル35%、綿30%、レーヨン20%、ポリウレタン15%」。サラッとしているようでザラッともしていて、なんとなくメッシュに近く感じた。

・実際に着てみた感想

さて、あとは着てみてどうか。そもそも高評価が多かったし、グンゼでメイドインジャパンだから期待したい。

着てみるとこのようにピタッと体に吸い付くみたいでわりとタイト。結構締め付けられるな(私が太り気味だからかもだが)……と思ったものの、慣れてしまえばそう気にならなかった。

あとは本題のシャツとの組み合わせで、最初から全力投球。生地が薄いポリエステル100%だけに、もっとも透けるように感じたワークマンの「氷撃冷感-10℃Tシャツ」を着てみたら……

ダイジョーブ!!!!


ぶっちゃけ使う前まで「こんなに暑いのに重ね着か……」とも思っていたが、丸1日過ごしてみたら考えは一変。汗に関しても早く乾いてくれるし、ベタついたりすることもなく快適で驚いた。

これまでシャツ1枚で汗をかいたら不快になっていたことを思えば、これは新しい世界。いつの間にか、重ね着は次のステージに行ってたんだなと実感するしかなかった。

ちなみにインティー、TシャツともにサイズMを着用して違和感はなし。はみ出すこともなかったし、インティーは「いつもの」サイズを選んで大丈夫そうだ。

それにしても、透けていない安心感が本当に安心するから買ってよかった。今年の夏、白Tシャツを着るときインティーはマストの存在だ。

参考リンク:Amazon
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼ユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ

▼ワークマンの持続冷感-1℃コットン オーバーサイズ5分袖Tシャツ