もっとも入手難易度が高い福袋といえば真っ先にスタバが思い浮かぶが、実を言うと今年は無印良品「福缶」の方がはるかにヤバかった。

どちらも編集部総出(20人)で抽選に申し込んだのだが、スタバが4人当選だったのに対し、無印はなんと1人のみ……! 20人中たった1人しか当選しなかった激レア「2025福缶」(税込2025円)の中身がこれだ!

・無印良品「2025福缶」の中身


……と言っても、基本的にここ数年の「福缶」は中身も仕様もほとんど同じなので、ぶっちゃけ特筆すべき点はなかったりする。


まずはチャージして繰り返し使える『MUJI GIFT CARD』(2025円分)。過去にはただの商品券となってしまった年もあったが、最近はカードが定着したので心配ご無用である。


そして、毎年恒例の目玉と言えるのが日本各地の縁起物だ。全国の作家さん・工房が一つ一つ手作りしている魅力的な縁起物が、38種の中からランダムで入っている。



私(あひるねこ)が今年当てたのは、東京都調布市の「むさし野深大寺窯」による『深大寺干支土鈴 まき巳』。何とも言えない味わい深い表情をしているな。胸いっぱいの親しみを込めて言わせてくれ。こっち見んな。


反対にしてみると、これがめちゃめちゃ福がありそうなルックスである。まさに縁起物。20人で応募した甲斐があったというものだ。


・人気の理由

それにしても、なぜ「福缶」はこんなに人気があるんだろう? と毎年不思議に思うのだが、かつて全国の民芸品を集めていたという妻によれば、こういった民芸品は高価だったり、入手が難しかったりするものが多いんだとか。


当選する必要があるとはいえ、全国の縁起物が安く(実質無料)、確実に手に入る「福缶」はとても魅力的だと話していた。なるほどねぇ。



今年は運よく購入することができたが、もしかしたら来年のロケットニュースの福袋特集は「福缶」なし! なんてこともあるかもしれない。2026年のため、今から徳を積んでおいた方がよさそうである。

参考リンク:2025福缶
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.