つい先日、神戸出張の帰りに名古屋に立ち寄った。JR名古屋駅でのお目当ては、そう『赤福』である。真面目に赤福なら無限に食える! 勝手に吸い込まれていく!! 赤福こそ “日本最強みやげ” ではなかろうか?

久しぶりに「常識おみやげ検証」を実施することにした。さすがに赤福を知らない大人なんていないよね?

・2年ぶりの開催

公式サイトによると、赤福が誕生したのはなんと今から300年以上前の1707年のこと。お伊勢参りで知られる「伊勢神宮」に根差した赤福は、今でも参拝が始まる朝5時に開店するという(本店の話)。

平たく言えば “あんころ餅” の一種である赤福だが、そのウマさは異常! あんこも餅も超絶ウマい!! 誰に渡しても喜ばれなかったことがない “日本最強みやげ” の一角である。

仮に伊勢や東海地方と縁が無くても『赤福』を知らない大人など存在しないハズ。絶対にどこかで1回は食べているし、食べたらその名を忘れるとは思えない。赤福とはそれほどの存在であろう。

・全員正解待ったなし

知名度でいえば「白い恋人」「鳩サブレー」「うなぎパイ」に匹敵すると思われるうえ、ましてや我々は情報を扱うライターである。さすがに赤福を知らないメンバーがいるとは思えない。

というわけで、事務所にいた8人に名前を伏せて赤福を食べてもらうことに。さすがに今回ばかりは正解率100%でしょ! お疲れ様でした!!


あひるねこ「赤福でしょ


中澤「引っ掛けあるけど……赤福


和才「赤福です


亀沢「赤福じゃん


佐藤「赤福だろ(笑)


古沢「赤福!


Yoshio「さすがにこれは赤福


いやー、過去に11回この企画をやったけど、ついに正解率100%達成! ありがとーーー!! 逆にこんなに時間がかかっちゃってお恥ずかしい限り! やっぱり赤福はみんな知ってたな!! だって赤福だもん!


……と、言いたかった。


なんと我々ロケットニュース24の記者の中に『赤福』を知らない大人がいたのである。その名は「原田たかし(40歳)」──。


原田「はいはいはい、あれですね。もちろん見たことありますよ」


原田「ふむふむ、美味しゅうございます」


原田「で、名前が……」


原田「間違いなく知っている」


原田「ヘラも見た記憶があるですけどね(笑)」


原田「でも出てこない……!」


よほどヤバいと思ったのか、答えを出さす粘り続ける原田。誰に言うでもなく「さっき取材で1杯飲んじゃったんだよな……」などと呟いていた。いや、どんなベロベロでも赤福は出てくるだろ。

結果的に原田が出した答えは「あ、あ、あまおはぎ」という支離滅裂なもの。うなぎパイ編に続き、またしても原田が正解率100パーを阻んだ格好だ。原田たかし(40歳)、逆に何なら知ってんだよ!

・ストッパー原田

その後、原田は「事務所にいなかった羽鳥さんが参加してたらな……」などと抜かしていたことを記述しておく。うなぎパイも赤福も出てこない原田が正解できるおみやげは、もはや日本には無いのかもしれない。

というわけで『赤福』の知名度は「87.5%(ロケットニュース24調べ)」となった。ここまで来ると赤福が問題なんじゃない……原田が問題なんだ。

参照元:赤福
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼なお、2017年に原田は自身のインスタに「赤福うまい!」と投稿していた。