ひさびさに来た「100万円の古民家」。私が最後に訪れたのは今年の2月なので約半年ぶり。なかなか時間が取れず行けなかったのだ。
古民家に到着した私は、まず最初にポータブル電源のバッテリー残量を確認。すると……のこり1%。話には聞いていたが、マジだったか……。
私が古民家から遠ざかっていた半年の間に、Yoshioや砂子間、“ビッグウェーブさん” ことBUTCH(ブッチ)がこの家に来ていた。
その際、私は必ず「ポータブル電源のバッテリー残量をチェックして」とお願いしたのだが、彼らから報告される数値はいつも1ケタ台だった。
ポータブル電源とソーラーパネルの接続が悪いのかと思い、彼らに「プラグを抜き差ししておいて」との指示も送ったことがあるが、晴れた日の今まさに1%ということは、プラグ抜き差しも効果がなかったもよう。
どうも何かがおかしくなって、うまく充電されていないようす。INPUT(入力)は17ワットで、満充電されるまでには99時間かかるとの表示。
これは困る。なぜならば、この日の私の昼メシは私の作った弁当であり、電子レンジでホカホカに温める予定だったからである。
一体何が起きているのか……と思いながらソーラーパネルに目をやったとき、私は「もしや!」とひらめいた。そして……
ソーラーパネルの位置を、少し変えた。具体的には、「より太陽に当たるような位置にズラした」のだ。
すると、なんと……
一気にINPUT(入力)が136ワットに! 15時間で満充電されると! しかも、わりとすぐにバッテリー残量が2%になったではないか!
なるほど、なるほど、そういうことか。なぜ今までうまく充電されなかったのか、わかった気がする。つまりはたぶん、こういうことだ。
私がこのソーラーパネルを設置したのは、昨年(2023年)の12月末。季節は冬。その「冬の太陽の光が当たる位置」にソーラーパネルを設置した。
しかし季節は春になり、夏になり……たぶん太陽の光がドンピシャで当たるポイントも徐々に変化し、うまいこと太陽の光がソーラーパネルに当たらなくなっていた……のだと思われる。
その後、我々はTemuで買ったプールと格闘したり、他のネタの撮影をしたりで時間を使い、パネル位置変更から約3時間後には……
バッテリー残量が12%まで復活していた!
過去の実験から、弁当1つをホカホカに温める(600Wで3分温める)には、「5%」のバッテリー残量が必要なことはわかっている。
ということは……
余裕で……
お弁当をホカホカに温めることができた!
ちなみにこの時に使ったのは、12%-8%で「4%」。あと2食分は温められる計算だ。なお、上記写真のINPUT(入力)が6ワットしかないのは、
曇り空で太陽が見えず……どころか、雷つきの大雨が降っていたからである。
しかし、雨の山も悪くない。雷がゴロゴロ鳴るなか、私はホカホカ牛丼弁当をむさぼった。
\(^o^)/ おいしかった! \(^o^)/
【つづく】
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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