アニメ【推しの子】と「すしのこ」が奇跡のコラボ → 社長の “推しレシピ” を作ってみたら激ウマでビビった！これは飛ぶ…!!

きっと多くの人が思っていたはずだ。人気アニメ【推しの子】と「すしのこ」って、実はめちゃめちゃ似ていないかと──。実際、SNS上では名前の類似性が密かに指摘されており、今年のエイプリルフールではついに両者のコラボが実現。大きな話題を呼んだ。

そしてそれを受けて今回、なななんと【推しの子】と「すしのこ」の特別コラボ商品の発売が決定してしまったぞ！　エイプリルフールのネタじゃなかったのかよ!!

それがこちらの……

有馬かなパッケージの「すしのこ」である！

・奇跡のコラボ

パッケージは【推しの子】の人気キャラクター・有馬かなが、「すしのこ」の衣装に身を包んだ描きおろしイラストだ。数量限定で発売予定なんだとか。

販売元の「タマノイ酢」は、豊臣秀吉の時代から続く老舗企業。「すしのこ」誕生61年目にして、パッケージの変更は初だという。マジかよ！　ホントに変えちゃっていいのかよ!!

・突撃インタビュー

気になりすぎてもはや酢飯しか喉を通らないため、思い切って「タマノイ酢」の社長に話を聞いてみることに。老舗のトップだ。怖い人だったらどうしよう……と思いきや。

うわーーーーーー！　すでにエントランスで待っててくれたーーーーーーー!!　玄関入ってすぐ社長ォォォォォォォオオオオ！

それでは改めてご紹介しよう。「タマノイ酢」代表取締役社長の播野貴也さんである！　播野社長、今日はよろしくお願いします!!

さっそくですが、【推しの子】と「すしのこ」のコラボが実現した経緯について教えてください。

播野社長「はい。ご存じかもしれませんが、TVアニメ【推しの子】の大ブームをきっかけに、『すしのこ』が【推しの子】にしか見えないとファンの間で声が上がり、SNSで話題になっていました。

それを受け、【推しの子】のTVアニメ公式Xアカウントが、有馬かなが『すしのこ』のイメージガールに就任するというエイプリルフールネタを投稿したところ、さらに大きな話題になったんです」

──知ってます知ってます。とんでもなくバズってましたね～。

播野社長「ありがたいことに、コラボを期待するたくさんのお声をいただきました。そういった声にお応えするため、1963年の発売から61年間変えることのなかった『すしのこ』のデザインに、初めて手を加えたコラボ商品の発売に踏み切ったんです」

・狙いは若年層

今回のコラボを発表した2024年4月4日は、播野社長が先代から33年ぶりに社長職を引継ぎ、就任したタイミング。社内の保守的な声もあったのでは？　と想像してしまうが……。

播野社長「社長就任にあたり、『繋がりを原動力に未来の可能性に挑戦』という経営方針を新たに打ち出しました。今回のコラボ企画は、その経営方針に基づく初の取り組みです。

先ほど述べましたとおり、このたびSNSを通じて、コラボを期待するたくさんのお声をいただきました。

これまで『すしのこ』とあまり接点がなかった若い世代のお客様との新たな繋がりを原動力に、61年目にして初のデザイン変更という挑戦を実現させたいと考えたんです」

──反響はどうですか？

播野社長「エイプリルフールの投稿は、7万以上のエンゲージメントを記録しました。その後、コラボ商品の発売決定を発表した際には、『Yahoo！リアルタイム検索』のランキングで1位を獲得したりと、『すしのこ』史上最大と言える予想以上の反響をいただきましたね。

SNS上でもたくさんのコメントをいただいており、コラボの実現を喜んでいただく声や、発売前ながらすでに『すしのこ』を買って使ってみたというご報告もいただいたりと、コラボをきっかけに、より多くの方に『すしのこ』を知ってもらい、手に取っていただくことができました。

発売を予定しているコラボ商品も、ぜひ楽しんでいただければと思います」

──ちなみに、播野社長も【推しの子】のアニメはご覧になっているんですか？

播野社長「もちろんですよ！　原作の漫画も読んでます!!　もうワクワクが止まらないですね！」

──今日一の反応をいただいたところで、【推しの子】についてもう少し教えてください。なぜ今回、有馬かなが起用されたんでしょう？

播野社長「有馬かなは【推しの子】の中でも人気のキャラクターで、公式やファンからネタとしていじられることも多い愛されキャラです」

──たしかに。

播野社長「『すしのこ』が【推しの子】になるという、ネタのようなコラボをぜひ多くの方に楽しんでもらいたいという思いから、有馬かなに今回のコラボの主役をお願いしたんです」

──なるほど。『すしのこ』も有馬かなみたいにファンからいじられたいと。

播野社長「まあ、楽しんでいただければ（笑）」

──ファンは今後の展開も期待しているかと思いますが、その点はどうでしょう？

播野社長「もっと皆様に喜んでいただけるように、さらなる展開を考えております。詳細は近日中に発表予定ですので、続報をぜひ楽しみにしていただければと思います」

──楽しみです！　そういえば今回のコラボには、キャッチフレーズのようなものがあると聞いたのですが。

播野社長「ええ。アニメ第1期の最終話に有馬かなの有名なセリフが登場するんですが、ご存じですか？」

──はい。たしか「アンタの推しの子になってやる！」だったような……はッ！　ま、まさか……!!

播野社長「そのまさかです」

「アンタの『すしのこ』になってやる！」

播野社長「これ以上の言葉は不要でしょう」

──ありがとうございました……！

帰り際、播野社長から「すしのこ」を使ったオススメ推しレシピ4品を伝授された私（あひるねこ）は、さっそくそれらを作ってみることに。まずは『すしのこピクルス』だ！

【すしのこピクルスの材料】

大根：1/5本
パプリカ（赤・黄）：1/2個ずつ
ミニトマト：6個
きゅうり：1本
すしのこ：大さじ1と1/2

【作り方】
①大根の皮をむいて1cm角の棒状にし、水に10分ほどさらす。

②きゅうりはヘタを取って縦十字に。パプリカは棒状に切る。

③保存袋にすべての野菜を入れ、「すしのこ」を振りかける。

④袋の口を閉じてよく振り、手で揉んで馴染ませたら、冷蔵庫で半日以上置く。

これで完成である！　漬け置き後の残り酢がないので、SDGsの観点からも優れているぞ。

思ったよりも簡単にできたので、この勢いで次のレシピへGOだ。その名も『すしのこコールスロー』！

【すしのこコールスローの材料】

キャベツ：4枚
にんじん：1/3本
コーン：1缶
ハム：2枚
すしのこ：大さじ1
マヨネーズ：（お好みで）大さじ1

【作り方】
①キャベツを千切りにしてボウルへ移しておく。

②にんじんを千切り、ハムを短冊切りにしてボウルへ入れる。

③コーンを入れたら、その上から「すしのこ」を入れ混ぜ合わせる。

④お好みでマヨネーズを混ぜ合わせる。

完成である！　冷蔵庫で1日置くと、味が馴染んでよりおいしくなるとのこと。さっそく食べてみると……

うおおおおおお！　どっちもサッパリしていて超ウマい!!　これは失敗しようがないだろ！　「すしのこ」を使えば誰でも簡単に作れちゃうぞ。

……と思ったら、もっと簡単なレシピがあった。それが『すしのこポテト』だ！　用意するのはフライドポテトだけ。

「すしのこ」を適量振りかけたら……

──完成である。

簡単とかいうレベルじゃねェェェェエエエエ！　4秒で終わったわ。レシピ史上最速だろ。でもポテトに「すしのこ」をかけるワケだから……そりゃウマいよ。ウマいに決まってるよ。ある意味、究極のレシピかもしれない。

とそこへ！

・要注目

なんと『すしのこポテト』をも上回る最強の「すしのこ」レシピが現れたではないか！　聞いて震えよ！　『すしのこポテチ』である!!　『すしのこポテト』と1文字しか違わねぇ！　ところが……

このレシピを試した我々はこの後、本当の意味で飛ぶことになる。作り方は簡単だ。

まずはポテトチップスを袋に入れる。堅めの塩味がオススメとのこと。そこへ「すしのこ」を加えて……

シェイク！　シェイク!!　シェイク!!!

──完成である。

やっていることは『すしのこポテト』とほぼ変わらないものの、これが何というか……飛ぶほどウマい。

・ウマすぎ注意

堅い、しょっぱい、酸っぱい……。堅い、しょっぱい、酸っぱい……。この魔のバミューダトライアングルにハマったら最後。中毒性が高すぎて、現実の世界に帰ってこられなくなるかもしれない。こんなに身の危険を感じるポテチ初めてだ。

レシピ上はポテチ1袋につき「すしのこ」大さじ1となっているが、もっと多めにかけても問題ないと思われる。むしろさらに飛ぶこと必至。

撮影を見ていた上司のYoshioが、何やら物欲しそうな顔をしていたので与えてみたところ……

そのままどこかへ飛んで行った。

・今すぐ作れ

さすが播野社長のオススメ推しレシピである。この記事を書いている時点でYoshioはまだ戻ってきていないが、試してみる価値は大いにあるだろう。【推しの子】と「すしのこ」コラボ商品の続報を待つ間、ぜひ作ってみてほしい！

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