今朝、爽やかに出勤するとアホな上司が絶望していた。この世の終わりみたいな顔をしてオフィスでブリッジをしていたので、何があったのか尋ねてみたところ「超熟を1枚食べてしまった」という。
超熟といえば「余計なものは入れない」のキャッチコピーで知られる大人気食パン。食べてしまったとは一体……気になったのでニュースを確認すると「ネズミとみられる小動物が混入して自主回収する」と報道されていた。って、マジかよ。
つまりアホな上司ことYoshioは、たまたま該当商品を買っていて1枚食べてから出勤したらしい。とにかく凹んでいたので詳しく確認してみた。
・超熟
こういうニュースはたまに聞くが「該当商品を実際に食べた人」に会ったのは初めてである。健康被害がないようなら、ひとまずは安心か。
むしろアホな上司がパンを食べたことを想像すると、不謹慎と感じながらも笑いそうになってしまった。一応、Yoshioが食べた商品が自主回収の対象なのか確認しておきたい。
・対象商品
公式サイトによると、敷島製パン株式会社パスコ東京多摩工場で生産した「超熟山型5枚スライス」に異物が混入したことが判明。異物が混入した商品の回収はすでに完了しているそうだ。
ただ念のため、同じラインで生産した下記商品を回収するという。対象商品は……
【商品名】
・超熟山型5枚スライス(JANコード 4901820162922)
・超熟山型6枚スライス(JANコード 4901820357380)
消費期限:2024.5.7から2024.5.11
製造所固有記号 / 管理記号:+P1 / A●●(3桁の英数字がAから始まるもの)
んで、Yoshioが食べた超熟を確認すると、6枚スライス(JANコード 4901820357380)で消費期限が5月9日。製造所固有記号 / 管理番号が「+P1 / AEE」……なるほど。
思いっきり対象商品だった。
・たしかに不安
たしかに「食べてしまった」なら不安だろう。一体なぜ小動物が混入したのだろうか。現在は原因究明と対策強化のため、当該ラインを休止しているという。
一応、パンを1枚1枚確認したが異物は確認できなかった。それでも小動物が混入したラインでカットされた食パンだと思うと気持ちは良くないだろう。Yoshioや超熟ファンのためにも安心安全なパン作りに努めていただきたい。
なお、商品の送付は「WEBでの申し込み」「着払い送付」による回収受付が可能で、後日商品代金の代わりにクオカードが送られてくるそうだ。詳しくは公式サイトをチェックしてほしい。現場からは以上です。
参考リンク:超熟のPasco「お詫びと自主回収に関するお知らせ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.