【5万円海外旅行】裏技? 航空券込み5万円以内で韓国・釜山(プサン)1泊2日を “ホテルなし” で満喫してきた!(2ページ目)※1ページ目はコチラ
・航空券
利用したのはTrip.comで、航空会社は韓国LCCのエアプサン(Air Busan)。話せば長くなる諸事情により、チケット購入は出発11日前の2024年3月15日。
そして成田〜釜山の往復チケットの価格は4万2990円だったのだが……実はコレ、めっちゃ高い。最初の時点で負け戦 (いくさ)決定コース。
時期を選んで探したら、例えば今月(4月)だったら、なんと2万5000円チョイでの往復チケットも存在する(4月16日現在、今でも買えるよ!)。
ただ、もう多忙極まる私のスケジュール的に、どうしても「ここ!」な日程しか空けられなかったゆえの釜山4万2990円だったのである。
しかしながら、たとえ「のこり7010円」でも楽しんじゃうのが「プロフェッショナル5万円バックパッカー」。“楽しみのプロ” の技を、とくと見よ!
・宿
なし。まさかの「なし」だ。とは言っても「空港で1泊」とか、そんな野暮なことはしない。きちんとした施設に「泊まる」ので安心してくれ。
なお、なぜホテルを取らなかったのかといえば、帰国が朝8時の便だったからである。
こうなると空港には朝6時には着いていたい。空港まで時間かかるから4時半には出発。となると4時起き。なら、ホテル取るの、もったいなくね? となるわけだ。
どう1泊したのかの答えは、謎の単語「チムジルバン」。詳細は次ページ(3ページ目)に書かれているので、お急ぎの人はジャンプしちゃってね〜!
それでは……
行ってきま〜す!
・到着
まず金海国際空港に到着して、サクッと1万円ほど両替。んで、こっから市内へ移動するわけなのだけれど、私は持っていたのだ。「いつかまた韓国へ」と思い大切に保管しておいた……
クレヨンしんちゃんの「T-moneyカード」を! このカード、日本でいうところのSuicaみたいなもんで、韓国を旅するなら絶対に持っておくべき便利すぎる必須のアイテム。
なお新規で買うとカードだけで5000W(552円)ほどするが(以前のソウル編を参照)、私はすでに持っているので0円とさせてもらう。
んで、1万ウォンほどチャージして……(※1:チャージ機は日本語メニューありなので簡単)(※2:カード残高の確認は「BucaCheck」ってアプリが超便利なのでiOSユーザーなら絶対入れとくべし!)
釜山金海軽電鉄と地下鉄を駆使して……
「西面(ソミョン)」ってエリアの「デジクッパ横丁」なるところにやってきた。いろいろデジクッパの有名店はあるようだが、
私が選んだのは『松亭3代クッパ』ってお店!
1人でも入れるし、日本語メニューもあるから安心。ちなみにデジクッパというのはプサン発祥の「豚肉スープごはん」のこと。
こんな感じで出てくるので、
サラダバーならぬキムチバーで、キムチやニラなど、お好みの具材をセルフサービスで持ってきて、
自分好みに調節しながら食べると……
劇的にマシッソヨ!(おいしい!)
しかも!
劇的に「汗かきグルメ」!
まさかこんなに汗だくになるとは思わなかったが、本当の本当に激ウマだった。ちなみに価格は9000ウォン(1016円)。
なお今回の旅のグルメに関しては、この1発目のデジクッパがピークであり、この後、グダグダと失敗方向に転がり落ちていくことになる。
その後は、太陽のあるうちに観光しておこうと、路線バスを乗り継いで……
釜山松島海水浴場(松島ビーチ / ソンドヘスヨッチャン)にやってきた!
\(^o^)/ 海だ〜! \(^o^)/
\(^o^)/ ビーチだ〜! \(^o^)/
ちなみにここ、韓国旅行情報「コネスト」によると「100年の歴史を誇る韓国第1号のビーチ」らしい。え〜、そうなんだ。やったやった!٩( ᐛ )و
さらにここには「松島スカイウォーク」なる、海に浮かぶ散策路があり、それも韓国最大だという。しかも無料! 行くっきゃない!!
──と思いきや!
閉まってた〜(泣)
まあ良い。海を楽しめただけで、それでOK。それに私には時間がない。明るいうちに、次なる観光地に行かなくては……!
──と、バスを乗り継いで向かったのは、
フォトジェニックなカラフルスポット『甘川文化村(カンチョンムナマウル)』!
カラフルな街並みだけではなく、
アートも見どころ!
BTSのジョングクとジミンの壁画もあり、多くのファンが一緒に写真を撮っていたぞ。
個人的には、まるで韓国ドラマ『イカゲーム』の中に出てきたような風景の狭い小道や、
どこまでも続く階段が良いなぁ〜と思った。
つか、どんな傾斜の階段だよこれ(笑)
そうこうしているうちに日が暮れそうになってきたので、徐々に甘川文化村から街の方に歩いていたところ……
スーパーを発見!(※根っからのスーパー好き)
韓国のアルミホイルの箱って、なんでこんなにデザイン的にカッコイイんだろ……とか思いつつ、
同僚たちへのバラマキ土産は「コーン茶」に決定! 20パック入ってて1900ウォン(214円)。よし、ウチ、15人くらいだから足りる足りる。
んで、もうホントに時間がないから次のスポット(メシ)に向かおうかと外に出ようとしたら……
アチャ〜! 2階にダイソーがあると!
行くしかないだろ!
これなんてまさに韓国っぽい商品だよなぁ。キムチ用のアルミ皿かなぁ。ちなみに価格は5000ウォン(554円)。
こういうのも良いお土産になりそうだなぁ〜。ハングルのプレート。いいなぁこれ……
なんてやってたら、
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> マジで時間がなくなっていた! <
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大急ぎで釜山市の中心地「南浦洞(ナムポドン)」へ向かう。
目的はただひとつ。ガイドブック(まっぷる)に載っていた「かき氷&ぜんざい横丁(ハッピンス&タンバッジュコルモッ)」に行くためだ。
夏はかき氷、冬はぜんざい屋さんが並ぶエリアらしく、極寒だったこの日、私は心から温かいぜんざいを求めていた。
が!
この後、私は「5万円海外旅行シリーズ」史上、もっともグダついた失敗の連続を体験することになる。
何が起きたのか。そして、どこに泊まったのかは、最終ページ(3ページ目)へGO!
執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24