コロナ禍で韓国ドラマを満喫しまくった私は、韓国に行きたい気持ちが爆発している。『梨泰院クラス』も『イカゲーム』も『D.P. 脱走兵追跡官』も面白かったけど、とくに『ミセン(未生)』が良かったんだよなァ。チャン・グレくん最高ォォオオオ!

私のように韓国に行きたい気持ちが爆発している皆さんに紹介したいのが……コンビニならぬ「韓ビニ」だ。名前のとおり、手軽に韓国食品や韓国コスメが購入できるコンビニ的なお店らしい。たまたま外出先で見かけたので入ってみることにした。

・韓ビニ

私が訪れたのは、埼玉県狭山市にある「韓ビニ 狭山店」。公式サイトによると、韓ビニは関東を中心に14店舗を展開しているそうだ(2022年8月時点)。店内の蛍光灯が白く煌々と輝いているのが韓国っぽい。看板には「新大久保まで行かなくてもいいよ!」と書いてあった。

あふれんばかりのハングル文字に圧倒されて韓国気分が一気に高まる。店内出入口には「出発」と「到着」の看板。どっちが入口でどっちが出口なのだろうか。とりあえず出発側から入店することにした。

入口手前では「韓国直輸入の靴下」のワゴンセール中。冒頭で紹介したドラマ『ミセン』で、主人公のチャン・グレくんが地下鉄の車内で靴下を売っていたことを思い出す。あれは地味だけど名シーンだった……といった感じで、すでに頭の中は韓国でいっぱいである。

店内には韓国商品がズラリ。インスタントラーメンや冷蔵のキムチ、それに “かっぱえびせんのパクリ疑惑商品” としてお馴染みの「セウカン」も発見した。もしかすると、あえてこっち(セウカン)を食べたいという方もいるのかもしれない。


ドラマで見かける1人用のラーメン鍋やビビンバ用の石鍋、銀色のご飯茶碗「コンギパッ」なども売っていた。思ったよりも本格的。韓国旅行で買いそびれたお土産はここで買えそう。


さらに日本初上陸の韓国アイスクリームや冷凍のハットグやホットク、韓国焼酎「チャミスル」なんかも売っていた。レジ横のカウンターに電子レンジもあったので、買ったその場でチンして食べることもできる。


数えたわけではないが、ざっと1000種類以上の商品があるだろう。仕入れの頻度も高いらしく、来店するたびに新商品や話題の商品に出会えるのが韓ビニの売りなのだとか。

韓国在住のすんぴょんす記者も「なんか逆に韓国で韓国で見たことのない商品がちょいちょいありますね」と言うほどの驚異的な品揃え。しかもキレイに並んでいるから、新大久保より探しやすいかも。店員さんにも声をかけやすいし。


また店内には大きなフライトボードがあり、K-POPアイドルの音楽と映像も流れている。韓国旅行気分を味わってもらうための演出なのだろう。2階のコスメショップも免税店のような雰囲気で、やはり海外旅行に行ったような気分になれたと記述しておきたい。


・屋台の味

せっかくなので「モッツァレラハットグ」「ジョンノホットク」「スイカソーダ」を購入。ハットグはその場でチンして食べて、ホットクとスイカソーダは持ち帰ることに。新大久保でも有名なジョンノホットクはアタリ。温めるだけで本場の屋台を感じられる手軽さが最高だ

──さて最後に、狭山店の営業は10時から21時まで。あくまでもコンビニ風だから24時間営業ではない。他の店舗も20時か21時までの営業が多いもよう。行こうと思っている方は営業時間だけ気をつけること。韓国気分が味わえる韓ビニ、これからもっと増えそうです!


参考リンク:韓ビニ
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼韓国旅行気分が味わえました!